盤上の歌(第二話) ページ4
涙side
レオさんに呼び出された…ので、とりあえず指定された喫茶店までやって来ました。
夢ノ咲からちょっと離れていて、わざわざ待ち合わせにここを選んだ理由をひとりで考えていた。
夢ノ咲の近くにだって喫茶店はたくさんある。
なのに遠くの喫茶店。
月「ごめん、お待たせ」
涙「いえ、私も来たばっかりです」
「ならよかった」と笑ったレオさんはコーヒーを、私はアイスティーを頼んだ。
店員さんが持ってきてくれたコーヒーにレオさんが口を付けた。熱かったのか、ちょっとふーふーしてたけど。
月「なぁ、ルイ」
涙「はい?」
月「おれさ、Knightsと戦争をすることになった」
真剣な表情でそういった。戦争って、、、、
驚いた。レオさんはKnightsが大好きだから、戦争はしないものだと。
涙「戦争……ですか」
月「うん。「ジャッジメント」って言って、まぁ、内部静粛だな。騎士団じゃよくある話だろ」
涙「確かによくありますね。確か聖杯戦争もその一つですし。……でも何でこのタイミングで?Knightsは名声が回復してるってりつにきいたんですけど…?」
月「そうそう。でもさ、名声だけじゃダメなんだよ。おれが求めてるレベルに達してなきゃそれはただの名声があるだけの集団だ。騎士団じゃない。戦はいつ起こるか、分からない。常に剣を研ぎ澄ませてないといけない。今のKnightsは生温いワイワイしたいだけの集団だからな。そんなのは役に立たないだろ?」
月「だから、ジャッジメントをすることにした。おれが勝ったらKnightsは解散させる。おれが負けたらKnightsメンバーの言うことを何でも聞くっていう条件でな」
勝てば、レオさんがKnightsに戻ってきてくれる…?
でも、負ければKnightsは解散……?
涙「……へ?!!か、解散?!」
月「うん。解散。だって当たり前だろ〜?即席の臨時ユニットにも勝てない弱小ユニットが他のユニットに勝てるわけがないもんな☆」
さらりと凄いことを沢山並べてくレオさんについていけなくなってきた。凛月達は普段こんな感じなのかな……
涙「まぁ、そうですね。というか即席のユニット作るんですか?メンバーは?」
月「まだ正式には決めてないけど、とりあえずクラスの奴ら誘ってみようかなって。ユニット作るのは確定してる。」
涙「…わざわざこの話をするためだけに私を?」
月「いや。ちょっとルイに頼みたいことかあってさ」
私に、頼みたいこと?
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悠哉(プロフ) - 佳乃さん» 嬉しい言葉ありがとうございます!まだまだ未熟者ですが、これからも応援宜しくお願いします! (2018年6月10日 8時) (レス) id: 06e3f3c240 (このIDを非表示/違反報告)
佳乃(プロフ) - 頑張ってください! (2018年6月9日 16時) (レス) id: a3cd6ccc41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:悠哉 | 作成日時:2017年10月29日 8時