簡単なのに ページ4
瀬名said
はぁ？あの生意気姫の好きなところ？
まぁ強いて言うなら、ゆうくんに変な色目を使わないところ…だねぇ。ゆうくんは俺のものだから。
…何その目。あぁもう！はいはい！最後くらい素直になればいいんでしょぉ！
……好きだったよ。ゆうくんよりも。誰よりも。何よりも。
この国には迷信なのか何なのか騎士は姫を好きになるなんて本気で言ってるのか疑いたくなるような言い伝えがあるからねぇ。
俺も例外じゃなかったみたいだ。どうせだったら、姫が俺たちを好きになる呪いだったらって何度も考えた。
でも“もし、俺がバカ姫からの思いに答えられなかったら”と、怖くなる。
簡単な話。
俺たちみたいに姫はどうしようもない気持ちに悩むことになるよねぇ。
まぁそれならそれでいい気分だけど？？やっぱり姫には騎士としては何も知らずに、ただただ自分のためだけに生きてほしい。
｢姫｣なんて生まれた瞬間から誰かのために生きなきゃいけない運命だもしても、せめてあの子がいつか人生が終わるその日に｢生きててよかった｣と目を閉じることができるように。
その為に俺は今日も剣を握る。
俺の、俺たちの想いになんて気付かなくていい。
だから、願うことは1つだけ。
捧げた“誓い”は君の平穏を願うこと
《アンズの身の回りがずっと平穏でありますように》
続く
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悠希(プロフ) - Knightsを護る騎士でいたかったさん» ご報告ありがとうございます。直ちに直させてもらいます。今後とも違反などしていた際は注意していただけるとありがたいです (2018年2月23日 17時) (
レス) id: df9d4e10a3 (このIDを非表示/違反報告)
Knightsを護る騎士でいたかった(プロフ) - 厳しいことを言うようですがこのサイトでは歌詞を載せることを禁じられていて載せてしまった場合運営側から作品が削除される可能性が高くなるのでご注意を (2018年2月18日 2時) (レス) id: 7e00625b4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠希 | 作成日時：2018年2月17日 14時
