追想の歌(第一話) ページ3
真緒side
真緒「?!涙!!!」
午前8時を告げる鐘が地区全体に鳴り響く。
涙「……………ん…っ…まーちゃ……ん?」
真緒「そう…。どうした?こんな所で寝てると風邪引くぞ…」
涙「…!!れーくん…いない…りつも…みんなどっか行っちゃったぁ…っ………」
ボロボロと涙を流してすがりつく涙。
真緒「凛月が…?!」
凛月だけじゃなく、零くんまでいなくなるのはありえない。
涙が一人になる事を一番怖がる事を知っているあの二人なら…。
真緒「分かった。俺も凛月と零くん探すから。とりあえずハナと待ってろ」
泣きながらも何度も頷く涙を宥めながら、ハナに涙を預けて俺も家を飛び出した。
…………………………………………………―――――ジリジリジリッッッ
真緒「…………………………最悪だ」
5月。tricksterが歴史的な大革命を経て、少しずつ学園が活気に溢れ始めた。
そんないい変化の時期によりによってあの時の事だなんて。
真緒「……俺もどっかで引き摺ってるのか……。」
ぽつり、つぶやいた独白は何にもならずに消えていった。
何となく怠い体に鞭を打っていつも通りの支度を始めた。
真緒「!!やっべ…!朝練遅れる…!」
真緒「行ってきますっ!!」
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悠希(プロフ) - 吹雪さん» 吹雪様嬉しいコメントありがとうございます〜!(´;ω;`)凛月くんカッコイイですよね……!!分かります!これからも更新頑張らせていただくので、この作品をよろしくお願いします (2017年8月19日 9時) (レス) id: 01b9eac922 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪(プロフ) - いつも楽しみに更新を待っています。大変だとは思いますが頑張って下さいね。凛月君が大好きなのでこの小説は嬉しいです。 (2017年8月17日 8時) (レス) id: 4c6b2a6bdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:悠希 | 作成日時:2017年8月3日 22時