あの日、君と見た空は、輝いていた。(( Ryosuke.Y ))

57 ページ8

『 ちょっと！ねぇ！離してよっ！ 』




掴まれてる腕が、そろそろ痛い。





でも、弟くんは聞く耳を持たず、というか


もっとはや歩きになっている。





『 ねぇ！聞いてんのっ？痛いってば！ っ、！ 』





突然、弟くんが腕を離した。






ﾄﾞﾝｯ





今の状況、後ろは壁。目の前には弟くん。





つまり、壁ドン状態です。





初めてされた壁ドンは、ｷｭﾝｯとするわけでもなく、、




弟くんのこわーい顔のせいで、ﾋﾞｸｯに変わりました。









『 ねぇ！ちょっと、んっ！？ 』






唇に暖かいものが、、





目を開くと、そこには度アップで弟くんの顔が、。






『 んん！ 』






私のファーストキスは、あっさりとられました。

58→←56

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す