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『 なんで私に___? 』
すると千尋さんはニコッと笑って、
「 涼介から預かったの。Aさんに渡してほしいって言われたから。 」
『 涼介くんが、ですか、 』
「 ええ。今じゃなくていい。また、今度でもいいから、。読んでみて?
その方が、涼介も心置きなく、あの世 へ行けると思うから。 」
また、千尋さんは笑う。
きょうだいだからか、
千尋さんを見ると、涼介くんの面影を感じてしまう。
そして、
涼介くんに会いたくなってしまう。
もう、会えないってわかってるから
叶わない願いだけど、。
私は千尋さんに頭を下げ、
フロアを後にした。
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RIO(プロフ) - ありがとう(*´∇`) (2016年11月7日 21時) (レス) id: 36fb1ce31c (このIDを非表示/違反報告)
あすか - まい、完結おめでと〜!これからも頑張れよ! (2016年11月7日 19時) (レス) id: 100fe1e1ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:速水よる。 | 作成日時:2016年10月16日 14時