【ジョジョ3部】新人メイドの日常

episode 3 ページ15

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☆柳瀬川 A の竹刀☆
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『えっ。どうして空条さんもいるんです？入りたいんですか？』
「違う。お前が道合ってるか来ただけだ。剣道部なんてごめんだ。帰宅部だしな」
『そうなんですか』


相変わらずコイツは無愛想だ。

無愛想すぎてむしろ困るくらいに。

コイツの右手には竹刀袋、左手には防具袋が重そうにある。


『じゃあ、私行ってきますね。見ます？』
「……………少しだけ、な」


なんだ？

コイツがでかい声出すのを楽しみにしているオレがいるのがとても奇妙で、心がとても……ムカムカするぜ。

意味分かんねぇが………


「あっ、体験入部の子？」
『はい。柳瀬川 A と申します』
「そっかそっか！外国の人？」
『はい。イタリアからです』


そういや外人が剣道するってのもまた奇妙だな。

………………親がやってたから、か。


「じゃあ、更衣室あっちだから。袴と防具つけてきてね〜」
『承知しました』


…………………こんなところでも承知しましたなんて言うのかよ。

オレはぼーだとそこらを見ていると、金髪の髪を揺らしながら入ってくるAを見た。

後ろに刺繍がある。

赤色で、"柳瀬川"とだけ入っていた。


「じゃあ、早速試合だから。前剣道やってたんでしょ？大丈夫だよね？？試合しても」
『大丈夫だと思われます』
「わかった！じゃあ、あのチームでいいかな？」
『承知しました』

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