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161.満載 ページ32

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『お断りします』





そうニッコリ笑うと、




「そっか」





そう言って、なんでもなかったように一也はカップを口につけて、私は静かにガッツポーズした。







『よっしゃあ!!』


「…なんだよ」


『一也のこと、初めて振ってやった!やったね!』


「は?今のは告白じゃねーし」


『はいー?じゃあなんなんですかね?』


「聞いただけ」


『それ告白だから』





くだらない言い争いをしまくって、でも折れない私にさすがに一也はため息をついて、言わされました感満載で、




「はいはい、お前は俺を振った女ですよ」





「…2番目のな」って最後につけるもんだからタチ悪い。







「鳴と付き合ってるんだろ?よかったじゃん」




『知ってんのかよ。…まーね。言うまでもなくラブラブだよ』




「はっはっは、聞きたくねーわそれ以上」




『一也と違って大事にしてくれてさ〜』




「あの鳴が?ありえねー。どーせすぐ飽きられんじゃね」




『なんでそういうこと言うかなー!』






むっとしながらそう言うと、一也は笑った後、

優しい顔して私に言った。



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設定タグ:ダイヤのA , 御幸一也 , 成宮鳴   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:すた | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年2月16日 17時

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