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三話、過去と現在 ページ4

飛ばされた太宰は立ち上がり、Aの方をみると

太宰「…!」

Aは今まで見た事の無い程、瞳が闇に染まっていた。そしてAは文字列に包まれ

A「君影…」

名前を呼んだ。すると、着物を着た白髪の男が現れる

君影「主人?」

そう君影が尋ねた。すると

A「…狩れ」

Aの放った一言に一瞬驚いたものの

君影「分かった」

そして太宰に向かって行ったが、太宰がAの背後に入り、彼女に触れて無効化した。君影が消えたAは限界を迎えて倒れた。それを見た太宰は

太宰「これは…予想外だったね…」

これが、四年前のAが完全にブチ切れた話であった。この過去があり、芥川はAが太宰に会うのを躊躇ったのである

〜現在・首領室〜

A「首領、芥川です。入ります。」

既に三回ノックしたが応答が無い為、問答無用で入る様だった。そして躊躇なく扉を開けると

森「エリスちゃーん!これを着ておくれよ〜」

エリス「嫌よ!」

半裸の幼女を追いかける中年の男が。そして情け無い顔をして

森「如何してだい!?」

そう尋ねるが

エリス「お洋服を着るのはいいけど、リンタロウの必死さが嫌!」

そう言われて肩を落とす森

森「そんなぁ〜でもそんなエリスちゃんも…」

半裸の少女を追いかけ回している中年の変態発言…一般人が見たら即座に通報するところである。

A「首領…」

呆れたように口を開くA

森「Aちゃん!?」

驚いた様に名前を呼ぶ森。そして

エリス「Aじゃない!」

そう言い抱き付いてくるエリス。そして森は少し残念そうに

森「首領じゃなくてリンタロウでいいって言ってるのに…」

それを聞いたAは苦笑いで

A「私はもう首領の守備範囲ではありませんよ」

森「Aちゃんは特別だよ!」

だがそんな森をスルーし

A「これが、人虎捕獲の計画書です」

森「成程…太宰君が来た時の為に君が同伴するのかい?」

慣れているのか、スルーされても気にせず。そしてAに問いかける森

A「…」

しかし黙るA。それを見た森は

森「成程…中島敦か…」

そう言われたAは俯き乍ら口を開いた

A「すみません…でも…確かめたくて…」

その言葉を聞いた森は薄く笑い乍ら

森「いいよ。確かめてくれば良い」

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設定タグ:文スト , 芥川龍之介 , 中島敦   
作品ジャンル:アニメ
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りんりん(プロフ) - 神楽さん» 正解です!わざわざありがとうございます。嬉しいです! (2023年2月11日 21時) (レス) id: 67e2abf0c7 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - 花は,君影草。花言葉は「幸福が戻ってくる」。ですかね…? (2023年2月11日 20時) (レス) @page8 id: 41c526018a (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - 麗さん» ご指摘ありがとうございます!すぐに訂正致しました。これかもよろしくお願いします (2021年5月21日 12時) (レス) id: 67e2abf0c7 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 4ページ 確かめたくて の め が抜けています (2021年5月20日 22時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - やっさんさん» やっと二期に入りました!長かった〜 (2020年12月29日 1時) (レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りんりん | 作成日時:2019年11月13日 20時

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