【文スト】 光の少年と闇の少女

十一話、任務 ページ14

Aが、執務室で書類仕事をしていると

コンコン

扉がノックされた。Aは書類から目を離し

A「どうぞ」

扉に向かっていうと、扉が開き

構成員「芥川幹部、首領より呼び出しでございます」

構成員の一人がそう言った。その知らせにAは立ち上がり

A「…そうですか。態々ありがとうございます。貴方も仕事に戻ってください」

そう言い、執務室を出て行った

〜首領室〜

首領室の前に立ち、Aは扉をノックする…が

シーン…

森からの返事がない。Aは溜息を吐くと、再び問答無用で扉を開け

A「首領、御用件は？」

そう開口一番にそう言った。その事に森は

森「え？Aちゃん！？いつから居たの！？」

慌ててそう言っていた。Aはジト目で

A「首領が“何時も通り”エリス嬢を追いかけている所からですよ。」

何時も通りを強調して答える。そして改めて森に

A「もう一度聞きますが、首領御用件は」

そう聞くと、一瞬で威厳を取り戻した森は静かに口を開いた

森「最近、我々ポートマフィアの荷を横流しにしていた組織を広津さんが潰したね？」

その森の問いかけにAは

A「はい」

静かに頷いた。森も頷き、再び口を開く

森「実は、その組織にポートマフィアの情報を流した不届き者がいるみたいでねぇ。それが中々の組織だ。表社会にも、かなり名を知らしめている連中だ。其処で、君と芥川君にその組織の壊滅をお願いしたい。芥川君にはもう話してある。出来るね？」

森がそう聞くと

A「勿論です。必ず成功させます」

そう言い、一礼して出て行った

〜作者から〜

久しぶりの更新だ〜わっしょい、わっしょい

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