四十三話 ヨコハマキングパラダヰス ページ45
敦(そんなの…攻撃の仕様がないじゃないか)
先程の芥川の言葉に半端諦めかけている敦。そして芥川は敦の方へバッと振り向くと
芥川「そして僕、約束は守る」
その瞬間、羅生門が敦の足目掛けて飛んでいき気づいた頃には、敦の片足が切断されていた
敦「がぁぁぁぁぁぁぁ」
A「…!?」
流石のAもこれには目を丸くしていた。
一方、足を食い千切られた敦は激痛に叫び悶えていた。血溜まりがAの近くまで迫る、それを見たAは“或る友人”の最期を思い出した。
A「“ーーーー”…」
微かに唇が動くと、意を決した様に芥川に向き直るその瞳は先程までの光はなく、深く黒い闇しか写していなかった。
A「却説、芥川さん」
ゆったりとした口調で話すA。そんなAの態度とは裏腹に芥川、樋口は目を見開き、後退った
芥川「流石は…」
A「此処からは、私がお相手致しましょう」
彼女がそう言った刹那、Aから途轍もない強さの殺気が放たれた。二人が一気にAに警戒した。しかしAは
A「クスッ、残念でした」
小さく笑うと、地面を蹴り、二人と距離を取る、そしてAの背後には倒れた筈の敦が文字列に包まれ、白虎となり芥川に襲いかかる。その一部始終を見た二人は
樋口「右足が再生した!?」
切断された筈の敦の右足が再生したのだ。それを見た芥川は
芥川「そう来なくては…!」
そう言い、芥川は樋口を押しのけた
樋口「…!芥川先輩!」
尻餅をついた樋口は、急いで駆け寄ろうとしたが
芥川「下がっていろ樋口!」
白虎に羅生門で攻撃するが、その攻撃した羅生門の上を通り、芥川に突っ込んだ
芥川「何!?」
これは予想外だったのか、驚愕の表情を浮かべた、咄嗟に防御壁を張るが破られ、吹き飛ばされてしまう
樋口「先輩!己ェ!!!!」
樋口は白虎に向かい銃を乱射するが
樋口「なっ!?銃弾が通らない…!」
白虎は、銃弾をもろともせず、白虎は芥川から樋口へと標的を変える、それを見たAは
A「天照!!」
先程同様、何者かの名前を呼ぶ。そして文字列が現れ、着物を着た男性が現れ、白虎を一瞬止めた
樋口「…何故⁈」
樋口は助けられた事に驚きAを見た。だがAはそんな事は気にせず
A「ありがとう」
声を掛ける。すると男性はコクリと頷くと文字列と共に消えていった
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りんりん(プロフ) - やっさんさん» レス、出来なくてすみません!夢主ちゃんも偶にボケさせようと思っています。それも楽しんでくれると幸いです! (2019年10月14日 21時) (レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - やっさんさん» コメント、ありがとうございます!こっちは全然被害もなくて、少しワタワタしたくらいです。続編に行きましたので、そちらも更新していくので、是非見てみてください! (2019年10月14日 21時) (レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)
やっさん(プロフ) - りんりんさん» 更新があり、とりあえず台風を無事にのりきったようで、、なによりです。被害が大きかっ為、心から喜ぶわけにはいきませんが。続編もどんな漫才が飛び出すか楽しみ♪♪です。ところで、ポートマフィアに謎の人物が... ??面白くなりそうです♪♪。 (2019年10月14日 21時) (レス) id: fd24bdc7a6 (このIDを非表示/違反報告)
やっさん(プロフ) - りんりんさん» ... 汗。太宰さんだけでも、大変なのに、夢主ちゃんまで、ボケれば、国木田さん、ノイローゼになりそうですね(苦笑)。しーらない 逃げっ。笑。 (2019年9月27日 12時) (レス) id: fd24bdc7a6 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - やっさんさん» ありがとうございます♪自分でこうだったら面白いかな?とか考えながらやりました!偶に夢主ちゃんもボケる予定です♪ (2019年9月20日 23時) (レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんりん | 作成日時:2019年9月9日 21時