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山田side


山「ありがとうございました〜。」


お会計を済ませたお客さんに笑顔で頭を下げる。

すると控えめに音を鳴らして、新たなお客さんが入ってきた。



山「いらっしゃいま……………伊野尾さん!?」


そこにはしばらくお店に顔を出していなかった伊野尾さんが。

でもなんだろう、いつもより元気がない気がする……。



伊「涼ちゃん、あの席座ってもいい?」


そう言って彼が指さしたのは、過去に戻りたいというお客さんをご案内する席だった。



山「…………はい、かしこまりました。」

◇→←◇



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作者名:如月 | 作成日時:2021年11月20日 19時

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