お姫様と王女様。【ハイキュー】

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国「アイスキャラメルラテ、、、！」

物欲しげに私を希望に満ちた瞳で見てくる彼。

そんな顔されたら上げるしかないじゃん！！！！！！！！！！

『いいよ、あげる。正直そこまで喉乾いてなかったし。』

はい、と手渡すと、今まで聞いたことのないような声でありがとう、とお礼を言ってくれた。

ねえ私そんな声知らない。

そんなに甘くて優しい声なんて、私は知らない。

国「春谷も、座ったら？」

『！じゃあ、遠慮なく、、』

おずおずと座ると、早速ストローをパッケージに突き刺して飲み始める国見。

ごく、ごく、と飲み込むたびに動く喉が色っぽい。

きれいな喉仏、、、

国「、、そんなに見て、どうした？」

いつの間にか私は国見を凝視していたらしい。

ひえ、恥ずかし。

『いや、あの、あまりにも美味しそうに飲むなぁと思って。上げた方も嬉しくなっちゃってさ。』

照れ隠しでへへ、と笑うと、彼は興味なさそうにふうん、と言った。

あ、やっぱり私なんかの話は興味ないですよねごめんなさい。

土に還って埋もれてきます。

そんな心中穏やかじゃない中で、国見は更に私の心をかき乱す発言をして来た。

ずい、とキャラメルラテのパッケージが目の前に突き出される。








国「、、飲む？」

『へ、』

少し赤らんだ顔で、彼は言った。

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