【おそ松さん】お姉ちゃんには敵わない!!

EP.5 ページ7

(夢主side)


私はにゃーに、さっきの出来事を話した。





お姉ちゃんがアイドルを始めていたこと。


むつごたちに会ったこと。


…冷たい反応をしていたこと。





にゃー「そっか…辛かったね。」




『うん…。』


私はうつむきながらうなずく。



にゃー「てか7年ぶりに会ったのに、喧嘩売るような態度とるのはどうかしてる!!!!Aは何もしてないのに!!」


にゃーは自分のことのように激怒している。


『でも…あんな怒ってるむつごたちは初めてみたの…いつもニコニコしてたから…やっぱり私が何かしちゃったんだよ。』





にゃー「A…」



にゃーもうつむいてしまった。




あぁ…、ダメだよ。

これは私の問題なのに、にゃーがうつむく必要はない。

私は笑ったにゃーが好き。

にゃーには笑ってもらわないと…。



『にゃー!!そろそろショッピングしよ!!待ちきれなくなっちゃった!!』


私は出来る限り明るい声で言う。



にゃー「A…っ」


にゃーは何か言いたそうにしてとどまる。


にゃー「……ぁ、そうだね!!!私も早く行きたかったの!!」




『うんうん!!じゃあ早く行こ!!ほらほら!!』



私はにゃーの手をぐいっと掴んだ。



私たちは走ってショッピングモールに向かう。






本当はむつごたちの問題を解決したいんだけど、にゃーが笑ってくれているからいいの。



………むつごたちのことは忘れよう!!!

楽しみだな!!ショッピング!!!









?「A…。」

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