【おそ松さん】お姉ちゃんには敵わない!!

EP.3 ページ5

(夢主side)


ほ…本当にライブしてる…。


相変わらずかわいい顔は変わってないけど…。




魚の服着て、魚の歌歌って…。



お姉ちゃん…









……かわいい〜!!!!!!!!!


歌声もかわいいし、振り付けも素敵…!!


絶対人気でるよー!!!




でも、お客さんが少ない気がする…。





6人だけしかいない…








チョロ「超絶かわいいよ、トト子ちゃぁぁん!!!」







ん??




あれ!!?この声は……チョロ松くん!?




ってことは、あそこにいるのはむつごたち!?


歌い終わったみたいだし、声かけてもいいかな…??





ゆっくりとステージ付近に近づく。




『あの…っ、』


トト「えっ、A!?」




私が声をかける前にお姉ちゃんが気付いてくれた。



それがすごく嬉しくてステージに駆け上がった。




『…!!そうだよっ!!ただいま、お姉ちゃん!!』



私はお姉ちゃんに抱きついた。



トト「やーんA〜!!Aがアイドル 目指してるって聞いたからね、Aに会えるようにトト子もアイドル始めたの!!」


あ…そういうことだったのか…!!



トト「大きくなったねー!!ほら!!おそ松くんたちも挨拶しなさいよ!!」



ﾄﾞｷｯ



「おそ松」というワードに反応する。



やっぱりむつごたちだったんだ…!!




何て言ってくれるかな…。


ひえぇぇ謎の緊張…っ!!!




おそ「…はーい、おかえりー。それよりトト子ちゃん!!早くライブ始めてよ〜!!アンコール!!」







……は。




トト「はぁ??ちょっと、その態度はないでしょ!?Aだって…」


『お姉ちゃんいいよ、ごめんね邪魔しちゃって。』





私はお姉ちゃんの言葉を遮って言った。



どうして皆あんなに冷たいんだろう…。


6人の顔が怖い…。




ここには居たくないと思い、ステージから急いで降りた。



そして、私を心配そうに見るお姉ちゃんのライブが再開すると同時に、私はライブ会場をあとにした。

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