EP.10 ページ13
(夢主side)
カラ松くんどこいっちゃったんだろう…。
お姉ちゃんは、
「いないならいいや。A、夕方までには帰って来てね、ごちそういっぱい作って待ってるからね〜!!」
なんて言ってたけど、カラ松くんと何か話したかったのかな…。
ん〜…もやもやするなぁ…。
何か忘れてる気もするし…。
……あ!!にゃーのこと忘れてた!!
カラ松くんのこととかでいっぱいいっぱいだったから頭になかった〜!!;;;
急いでアイス屋さんに向かう。
アイス屋さんには困った顔をしたにゃーの姿があった。
よかった、にゃーいた…。
こっちに気づいたのか、にゃーは目を見開いて、ものすごいスピードで走ってきた。
にゃー「〜A!!」
バタバタと駆け寄ってきたにゃーは、目が潤んでいた。
にゃー「もう!!勝手にいなくなるとか聞いてない!!やめてよ、びっくりしたんだから!!」
『あ〜…ごめんね。さっきカラ松くんに会ってて…。』
"カラ松"という言葉ににゃーがﾋﾟﾘｯとなった。
にゃー「え…??カラ松、ってAが言ってたむつごたちのうちの一人でしょ??…何かされてない!??」
冷や汗をかきながら私の肩をつかむ。
『…はは、お姉ちゃんにも同じこと言われたよ。大丈夫。むしろカラ松くんは謝ってくれたよ。』
少し笑って言う。
…これ以上心配かけたくないし。
にゃーを不安にさせないように、さっきあった出来事を全て話した。
にゃー「そっか。まぁ謝ってくれたのは良かった、カラ松さんとはこれからもお話できそう??」
…少し考える。
『……やっぱりまだ怖いかな。』
そこに私は一言加える。
『あっ、でもね、今のむつごたちについていろいろ知っておきたいこともあるし、お話はしたいの。』
私のこと良い意味でなんとも思ってなさそうだし、いろいろ気遣ってくれるし、カラ松くんとなら少しずつ仲を戻せそう。
にゃー「うん、わかった。」
たった一言でも、にゃーはしっかり理解してくれたのがわかった。
にゃー「あ〜!!Aのこと待ってたらお腹空いちゃったな〜、誰かアイスでも奢ってくれないかな〜!!」
気持ちを入れかえたにゃーは、言いながらわざとらしく私をチラチラと見つめてくる。
『…さ、帰ろうか。(真顔)』
にゃー「え〜!??嘘だよ〜!!奢らなくていいからアイス食べよ!!」
私はにゃーに引っ張られながらアイス屋さんに向かった。
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お月様 - 最近はおそ松さんの小説を読むことにはまっているので、この作品大好きです！場違い感ありますけど更新待ってます〜♪ (2020年10月29日 21時) (
レス) id: 4844547180 (このIDを非表示/違反報告)
＃数字松love - トト子ちゃんの妹でにゃーちゃんの親友って....最高!!!!! (2019年8月27日 20時) (レス) id: 2553d8a9dd (このIDを非表示/違反報告)
ゆうきやさい(プロフ) - つぼみさん» ぁぁ!!ありがとうございます、嬉しき言葉です〜!!;;; (2018年2月17日 10時) (レス) id: 9e60290bc0 (このIDを非表示/違反報告)
つぼみ - おっもしろいです、、、！！こういう系大好きです！！これからも頑張ってください！ (2018年2月10日 13時) (レス) id: af4d084e07 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうきやさい(プロフ) - ぷりんさん» ありがとうございますぁぁ;;; (2018年1月21日 14時) (レス) id: 9e60290bc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうきやさい | 作成日時：2017年8月20日 3時
