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君への欠片5 ページ11

「それで…キドのことって?」

やけに真剣な顔をしてるセトに僕もつられて固い顔になる。
何やらマジな話らしい。
一呼吸置いてセトは口を開いた。

「11年前の夏、木戸っていう家が全焼する事件があったらしいんす」

「11年前…?」

11年前の夏というと、僕達が“向こうの世界”と接触した時期と重なる。
そうなるとその木戸家の事件はキドが“向こうの世界”へ行くきっかけの事件なのかもしれない。

「原因は家の主の放火らしいんす。経営していた企業が潰れて自暴自棄になってたみたいで…」

「その家で生存者は?」

「たった一人、全焼した家の中から見つかったそうなんす」

キドだ。
幼い頃、少しづつだが本人が語ってくれた過去のそっくりそのままだった。
見つかったその一人の名前が一致すれば…_____
確実にキドで間違えないだろう。
僕の知らないうちにセトはここまで調べていたのか。

「で、その人の名前は?」

「っと、確かっすけど______

.






.




.





.






.





.





木戸 咲




っていう名前だったっす」

「木戸……さ…き?」

薄々、思ってはいた。


やはりキドは“普通”の人が出来るような消え方ではなかったらしい。


僕の心に闇が覆い被さったような気がした。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーキリトリーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ここから、私の空想が爆発し始めます><
苦手な方は閲覧をお控え下さい!

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mirry - つぼみは大丈夫なのでしょうか?不安&ドキドキです。 (2016年2月13日 17時) (レス) id: 77264d333c (このIDを非表示/違反報告)
スカイ - 早く続きが読みたいです! (2015年4月3日 15時) (レス) id: bac266e34f (このIDを非表示/違反報告)
珠紀 - めっちゃ面白いです!続きお願いします! (2015年3月12日 18時) (レス) id: 51b3d3f5d9 (このIDを非表示/違反報告)
未來@リリース(プロフ) - ぷるっぷー*さん» 返信遅れてすみません>< 私なんてまだまだですが、コツといったら頭の中でその情景をしっかり思い描く事ですかね; 上手く説明できなくてすみません; (2015年1月26日 23時) (レス) id: 4fd6922d31 (このIDを非表示/違反報告)
ぷるっぷー*(プロフ) - 面白いです!!!めっちゃ感動しました。更新がんばってください!あと、どうやったらこんな素晴らしい小説ができるのでしょうか……。教えてくださいm(+_+)m (2015年1月9日 17時) (レス) id: 70fa77ef29 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リリース | 作者ホームページ:http://え"←  
作成日時:2014年10月4日 22時

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