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貴方side

A『華ー!起きないと遅刻するよー!

ほら、廉も早く起きなさい!』


2人のふとんをはぎとって食卓に移動させ、

朝ごはんを食べさせる。

廉の口にご飯を運ばせながら、華の普段の学校の

ことの話をする時間が私にとっては、1日で1番幸せ

な時間だと思う。

A「ほらー!はやく行くよ!ふたりとも!」

玄関から、リビングでバタバタしているふたりに

呼びかける。


小学校と保育園への道は、だいたい一緒だから、

いつも3人で行く。

A『あっ!今日、お姉ちゃんね、夜遅くなる

からさ、いつも悪いんだけどね、廉を

迎えに行ってから学童に行ってね?』


華「うん、わかった!じゃー、学童でよるごはん食

べればいいんでしょ?

早く帰ってきてね!!」

そう言って華は、小学校のある方の曲がり角をまが

って行った。

私は、廉の手を繋ぎ保育園に向かった。






in保育園

A『じゃっ!先生、廉をお願いします。

廉ー!行ってくるねー!いい子で待って

るんだよ? じゃ、ばいばい!』

廉「お姉ちゃんばいばい!!」

これが私のいつもの朝。

何も変わんないと思ってた。









小田島陸氏次に出てきます。
長らくお待たせしました。

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作者名:ぽて子 | 作成日時:2019年5月4日 19時

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