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さん ページ4

陸side



放課後


in屋上

いつも通り屋上で踊ってると、出入り口から扉の開

く音がした。

俺ら以外の屋上への出入りは滅多にないから、誰が

来たのかな?なんて思いながら物陰に隠れて

確かめた。

そこには1人の男子がいた。

海「もしかして…告白⁉」

光「いや、今どき屋上で告白って笑」

陸「あっ!誰か来た!」


扉を開けて入ってきたのは、学校内でかなり可愛い

とウワサの大槻Aちゃんだった。


海「大槻ちゃんじゃん!」

陸「ってことは、やっぱ告白じゃね?」


そう言っていた次の瞬間、男のほうが口を開いた。


男子「大槻Aちゃん、入学式のときに一目惚

れしました。あの時からずっと好きです!

よかったら僕と付き合ってください!!」


言い終わった直後にAちゃんが、


A『ごめんなさい。私は、貴方の期待に添え

るような人ではないです。すみません。』


と、男からの告白を断った。

そして屋上から出ていこうとしたとき、


男「待って!」


と、強く手首をつかまれた。

Aちゃんが、『痛い!!』と言っても無理やり抱

き寄せようとする男。


男「ぼっ僕は、ずっとずっと前から好きだったん

だ!だから、付き合ってよ‼」



そのやり取りを少し離れた所で見ている俺ら、


海「おい、なんかやばくないか?」

光「止めに行ったほうがいいんじゃ…って

おいっ!陸‼」


気づいたら俺は男からAちゃんを引き剥がし

てた。

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作者名:ぽて子 | 作成日時:2019年5月4日 19時

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