9.お説教 ページ10
トミーside
『もおおお！てつやバカ！
まじでバカすぎ！』
俺が帰ってきて早々、
カンタとAに仕掛けられたドッキリ。
付き合ってますなんて言われた時はビビったけど、
すぐにてつやが乱入してきた
よって、俺がリアクションを取る暇などなく
企画は終了したのだった。
カ「でもさ、トミーちょっと信じてたっぽくない！？」
「ちょっとな。」
『ほんとに！？成果あり？』
虫「…動画としてはなしだよねぇ」
り「誰かさんのせいでね」
と「台無しだな」
て「うう…ごめんて…
みんなそんなに言わんでもいいやん…」
メンバーから飛び交う言葉によって
どんどん小さくなっていくてつや。
まぁドッキリは失敗かもしんないけど
動画的には面白い展開だし
いいんじゃね？なんて思う。
『ほんとに反省してんのかー！』
て「しとる…」
『まずなんで邪魔した？』
て「だって…カンタと付き合うなんて…」
下を向いたままごにょごにょと話すてつやをAはじっと見つめる。
て「ねぇそんなに見んで…」
『え？』
Aの表情を見ると、
最初から怒っているわけではないようだった。
それどころか
小さい子供のようになったてつやをいじって
楽しんでいるみたいだ
ニヤニヤしちゃって。ドSだな〜
「まぁその辺にしてやんな」
『そうね〜笑
てーつや、怒ってないから顔上げて』
て「うん…」
てつやの頬を両手で包み、微笑むA
こいつらほんとに仲良いな。
ふとみんなを見ると
今は我慢するときだと言わんばかりに
しかめっ面をして凝視している
いや面白すぎだろ
「もしかして付き合ってるのはお前らじゃねーの？」
『へ？』
て「俺らは付き合ってないぞ？」
と「そんなことあってたまっか」
『そうだよ、てつやが寂しがり屋ってだけ笑』
「いやでも…まぁいいか」
カ「なんだよ？」
「あー、お前はもっと頑張らないとな」(コソッ)
カ「な、余計なお世話だよ！」
そんなこんなで
東海オンエアが来た時間はあっという間に過ぎていったのだった。
Aとてつやの関係性という
疑問を残しながら。
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ハル(プロフ) - りんごパイさん» コメントありがとうございます！とても励みになります！これからもよろしくお願いします！ (2018年1月28日 17時) (
レス) id: 7177ba363e (このIDを非表示/違反報告)
りんごパイ - とても面白いです！更新楽しみにしてます！ (2018年1月26日 5時) (レス) id: 4e652dc6a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル | 作成日時：2018年1月12日 16時
