10.てつやがいなくなりました ページ11
虫眼鏡side
[ REC ] サブチャン
東京から帰ってきてから数日経ったある日のこと。
暇だしカメラでも回そうかな。
「お腹空いてる人ー？」
ゆ「は〜い」
虫「Aは？」
なぜかさっきから家をウロウロしているAに声をかける。
り「A？どしたの？」
『……てつやがいないんですけど』
と「コンビニとかじゃねーの？」
『いや、いつもそういうとき私に声かけるし
コンビニだとしても長すぎる』
これはちょっとした事件になるか？
なんという撮れ高なんだ。
ゆ「家出かな」
と「そりゃおかしいだろ」
『え、みんな知らんの？』
「僕知らないよ？」
すると、Twitterを見ていたりょうくんが声をあげた。
り「あー！！」
ゆ「え、なになに？」
みんなで携帯を覗くと、
そこには笑顔でりささんみきぽんさんと写真に映るてつやの姿。
「あいつ…いつの間に」
と「え、え、東京いるってこと！？」
り「バカだ。間違いなくバカだ」
ゆ「わざわざ黙って行くなんて笑」
ふと、みんなと目が合う。
そしてさっきから声が聞こえなくなった方を恐る恐る見てみる
ゆ「Aｗ」
と「何その顔！？ｗｗ」
そこには明らかに機嫌を損ねた子供のような紅一点の姿。
り「俺がいるでしょ、それじゃダメ？」
りょうくんはAの手を引いて自らの膝の上に座らせる。
『だってさだってさ……
水溜りハウス行ってからてつやずーっと
私にくっついてたんだよ
私もいじめすぎたかなとか思って
ずーっと一緒にいたんだよ』
ふてくされながらりょうくんの頭をポカポカ叩いて八つ当たりするA。
「こらこら暴力反対ですよ」
り「全っ然痛くない笑
妬いてるんだね」
『違うって！
私は悪いなと思って一緒にいたのに
あいつ勝手にいなくなって
ぽんりささんと密会って！なんなん！
私だって会いたいし！』
と「いやそこかよ」
『それもあるし！』
「もーてっちゃん早く帰って来て〜」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【概要欄】
真面目に編集をするふりをして部屋に引きこもり、隙をついて姿をくらますようなリーダーですよ。みなさんどう思います？ご覧の通りAはブチ切れまくってます。まぁ無理ないですよね。ただこの動画ではてつやのことが大好きみたいになってしまっていますが…それもそれで一興でしょう。おっと、Aがこちらを睨んでいるのでこの辺で終わります。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 529人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「YouTuber」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ハル(プロフ) - りんごパイさん» コメントありがとうございます！とても励みになります！これからもよろしくお願いします！ (2018年1月28日 17時) (
レス) id: 7177ba363e (このIDを非表示/違反報告)
りんごパイ - とても面白いです！更新楽しみにしてます！ (2018年1月26日 5時) (レス) id: 4e652dc6a4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ハル | 作成日時：2018年1月12日 16時
