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『これ、抜け出せるの？』
一向に抜け道が見つからない。こんなにも見つからないものなのか。私たちの運が悪いだけなのか。今はまだ午前だろう。でももう少しで正午なのかお腹がすいてきた。昨日の夜から何も食べていないからそうなるか、。小さなパン半分しか食べられていない。
ci「A！あれ！」
チーノは私の名前を呼び前を指さした。指を指した方向を見てみると全部お菓子でできているであろう家があった。確かにここら辺から少し甘い匂いが漂っている。
でもこんなにも飛びついていいものなのだろうか。何か罠では無いか。
『チーノ、どうする？引き返す？』
ci「いや、とにかく助けを求めてみようや。それで罠だったりダメだったりしたら兄ちゃんが必死で守ったる。Aは俺の背中にくっついとって。危ないって思ったら俺が手でAの肩叩くから俺を置いて先に森に走るんよ。分かったな？」
『でもチーノが…！』
ci「俺は大丈夫やって！後で追いつくし！兄ちゃんは敵無しやで？」
と、にひひと笑って見せたチーノ。そうだね。大丈夫だ。
私はチーノとぎゅっと手を繋ぎ、お菓子の家へと足を運んだ。
お菓子の家の隣にあった母屋のような家の扉をノックした。
ci「すいませーん。誰かいませんかー？」
??「はい、なんすか？」
そう言って出てきたのは明るめな茶色の栗毛で紫色の目をした若い男だった。
ci「俺ら道に迷ってしまってたまたまここの家を見つけたもので尋ねてきたんですが、ここで匿ってくれたりとか、しませんかね、？」
??「ああ、そんなことっすか。大丈夫ですよ。ていうことはお腹がすきましたよね。晩飯まで時間があるんであっちのお菓子の家でおやつを食べて貰って構いません。あ、俺はショッピっす。よろしくお願いします。」
ci「そうですか！ありがとうございます！俺はチーノです！この背中にいるのが俺の妹のAです。」
『Aです。よろしくお願いします。』
syp「ん、よろしくな。ほら、おやつ食べといで。」
私たちはそう言われお菓子の家へと足を運ぶ。
よく見ると壁はチョコレートでできていて扉はクッキーでできている。とても美味しそうだ。
私たちは実際角砂糖のような大きさのチョコレートやクッキーを1個ぐらいしか食べたことがなかったためこんなに大量なお菓子を食べるのは初めてだったしもちろん見るのも初めてだった。
ショッピさんは甘いものだけじゃ飽きるからとホワイトシチューも作ってくれて私達にご馳走した。
_________
やばい終わらん。
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夏実(プロフ) - ムーくんさん» 書いてくださり有難うございます！書き方めっちゃ好きです (2021年11月15日 10時) (
レス) @page9 id: a1291af794 (このIDを非表示/違反報告)
ムーくん(プロフ) - 夏実さん» お話が更新出来ました！sypくんの崇拝型のリクエストありがとうございます！これからもこの作品をどうぞよろしくお願い致します！ (2021年11月15日 9時) (レス) id: 69175d0f44 (このIDを非表示/違反報告)
ムーくん(プロフ) - 夏実さん» へ！？どうしよう！凄く嬉しいです！syp君ですね！分かりました！作品が出来たらお呼び出し致します！リクエストありがとうございます！！ (2021年11月8日 21時) (レス) id: 69175d0f44 (このIDを非表示/違反報告)
夏実(プロフ) - リクです！Syp君で崇拝型お願いします！設定はこう…会社の部下で夢主が教育係で密かに慕われてる感じ……無理だったらすいません！ (2021年11月8日 20時) (レス) @page6 id: a1291af794 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ムーくん | 作成日時：2021年10月21日 17時
