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『おばあ様、？』
おばあ様は言葉を言いかけた途中に倒れ込んでしまった。その後ろには薄い白に近い茶髪のとても顔が整っている王子様、？のような人が血塗れた剣を持って立っていた。
em「やっとあなたに会えましたね。この世界で最も美しいとされるAさん。はぁ、やはり生で見る貴方はより1層美しい。目が蕩けてしまいそうだ。」
その声にはとても聞き覚えがあった。
『あなたは、井戸のところで私に話しかけてきた！』
em「ああ、覚えてくださってたのですね！とても光栄だ、！」
そんなことを話しているうちに、トントンさん達が帰ってきた。
tn「Aさん帰ったd、」
そういい切る前に目の前の王子様が血塗れた剣を振り下ろした。
ほかのみんなもどんどん倒れていく。
『え、ぁ、みなさ、ま、？』
皆様の斬られた血が私の服にもかかる。
em「ああ、やっぱAには赤が似合うんやなぁ、、真っ白な肌に完璧なマッチングやで。あ、自己紹介がまだでしたね。私はエーミール。この国の王子です。」
『ぇぁ、、、なに、して、』
em「そのなんともならない表情最高やなぁ！もっとしてくれやぁ！！ははw」
彼はとても狂気的な笑い方をする。すごく怖い。私は今恐怖という感情に拘束され、その場から動けない。
em「貴方は直ぐに私のものになってはくれない。だから永遠の眠りについてもらおうと思います。たとえ赤が似合うとしてもその綺麗な体に傷を入れてしまうのは勿体ないことです。この薬を飲んでもらいましょう。」
彼は私の顎を持ち上げ上を向かせた。そこに小さな瓶に入った明らかに怪しい緑色の液体が入った蓋を開け私の口に注いだ。もちろん上を向いて顔が動かせないので無理に飲まないことも出来ず、飲み込んでしまった。
頭がグワングワンしている。頭が渦を巻いている。目の前がぼやけて、喋ろうにも舌が痺れて言うことを聞かない。体も同じだ。体全体が痺れて身動きが取れない。ああ。私ここで死んでしまう。
せめて、あのアップルパイを完成させて、みんなでパーティーがしたかったな。
私が最期に見たのは、彼のニヤけた顔だった。
em視点
Aはだんだんと目を閉じていき美しい状態で死んでいった。
死体になった彼女はより一層美しくなったようにも感じた。ああ、美しい。
em「Aは美しい。さぁ、あそこへ行きましょう。」
私はAを抱き上げ透明な花畑の真ん中に透明な棺桶が置かれていて棺桶の中にも白いお花で埋め尽くされている棺桶にそっと彼女を下ろした。そして唇にキスを。え？そんなハッピーエンドの童話なんてないんよ。Aはもう起きないさ。
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夏実(プロフ) - ムーくんさん» 書いてくださり有難うございます！書き方めっちゃ好きです (2021年11月15日 10時) (
レス) @page9 id: a1291af794 (このIDを非表示/違反報告)
ムーくん(プロフ) - 夏実さん» お話が更新出来ました！sypくんの崇拝型のリクエストありがとうございます！これからもこの作品をどうぞよろしくお願い致します！ (2021年11月15日 9時) (レス) id: 69175d0f44 (このIDを非表示/違反報告)
ムーくん(プロフ) - 夏実さん» へ！？どうしよう！凄く嬉しいです！syp君ですね！分かりました！作品が出来たらお呼び出し致します！リクエストありがとうございます！！ (2021年11月8日 21時) (レス) id: 69175d0f44 (このIDを非表示/違反報告)
夏実(プロフ) - リクです！Syp君で崇拝型お願いします！設定はこう…会社の部下で夢主が教育係で密かに慕われてる感じ……無理だったらすいません！ (2021年11月8日 20時) (レス) @page6 id: a1291af794 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ムーくん | 作成日時：2021年10月21日 17時
