【呪術廻戦】さとるくんは元気です！

13 さとるくんと鬼ごっこ3 ページ13

13 さとるくんと鬼ごっこ3




『………………』



いつまで経っても訪れない痛みに顔を上げると
体に穴を開けた呪霊が息絶えていた





『なにこれ……っ！』




もしかしてと思い腕の中のさとるくんに声をかけると、彼は呪霊を見つめたまま片手をさし伸ばしていた





さ「Aだいじょうぶ？」





『あ、う、うん…これ、さとるくんがやったの？』




さ「おれがまもった…ん、だよ？…………」




コテンとAに頭を預けるとスヤスヤと眠ってしまったさとるくん





夏「あの呪霊祓ったの悟だったのか」




家「で、呪力出し切って眠てると」





『そう、自分でもコントロールは出来てないと思う…つか傑！！あの呪霊の蹴りめちゃくちゃ痛かったんですけど！？』





夏「そういった方がAは油断するじゃないか」




『鬼！！！』





家「つか悟寝かせなくていいの？Aだって着替えたいんじゃない？」




『そうしたいのは山々なんだけど、さとるくんが服掴んだまま寝ちゃって……』





グラウンドの端にあるベンチに3人は腰掛け談笑していたが、Aも疲れたのかその内に寝てしまった

隣にいた夏油傑が会話に入らないAを不思議に思い横を見ると、さとるくんとAは寝息を立てていた




ﾊﾟｼｬﾘ……



家「盗撮だ〜」




夏「この前のお返しだよ」






夏油傑は家入硝子を見ながら携帯の画面にキスをする。
彼女はわかりやすく「うわ…」とドン引きの声と顔をすると距離を置く





家「アンタは五条とは違うベクトルかと思ってたけど一緒なんだ」





夏「男は皆こんなもんだよ？」






その中でも五条悟と夏油傑は異常だと思う家入硝子は、またタバコに火をつけた

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