変化 ページ35
A side
次の日、グルッペンさんは居なかった。
どこにも、居なかった。
いくら探しても見つからなかった。
電話をしても出てくれなかった。
家に行っても、居なかった。
誰も、グルッペンさんがどこに行ったのかを知る人は居なかった。
zm「…そんな心配せんくても、その内戻って来るやろ。」
ut「A、あんまり気にせん方がええんやないか？」
rb「せやで、グルッペンはその内戻ってくるやろ！やから、元気出してや…」
『うん…』
あの時引き留めれば良かった。
…何で、居なくなっちゃったんだろう。
絶対何か隠してる。
グルッペンさんは…
○ ○ ○
pk side
pk「いやー、驚いたな！まさかグルッペンさんがこの学校に来るなんて！！」
Aの為にこの学校に入るのやめたのは俺は知ってるよ。
gr「…俺は別に望んで来たわけじゃ無いからな。」
pk「美玲さんの前でそんな事言っちゃダメだよ？」
gr「分かってる」
美玲さんの言いなりになってこの学校に転校して来たんだもんね？
美玲さんは怒らせると怖いからなぁ
家が金持ちだから影響力もある分、凄い厄介。
pk「あの部屋に美玲さんが居るから…あとはよろしく。」
gr「分かった」
手を振ってグルッペンさんと別れる。
どうしようかな…
助けるべきか助けないべきか。
pk「……物語ってハッピーエンドが良いよね。」
Aがグルッペンと幸せになって欲しい気持ちとそうじゃない気持ちが混ざりに混ざっておかしくなりそうになりながら結論を出した。
ぴくとグルッペンは今俺の学校に居るから安心してね。
……このメッセージを送らなければ良かったと思う日がいつか来るのだろうか。
グルッペンの事を彼女には秘密にした方が良かったと思う日が。
そう思う日がどうか来ないように、願うだけ。
○ ○ ○
切羽 side
結局、来ちゃった。
やけに寒いし、バレないように学校入るの難しかったし…
何でここまでしたんだろ、私。
切羽「……誰も居ないじゃん」
やっぱりイタ電か
放って置けば良かったな…
…折角ここまで来たんだし、誰も居ないし聞いてない。
少しはしゃいでも良いよね。
うーん
星とか全然見えないし。
見えるのは人工衛星とかしか無いし。
つまんない…
…あ、月、綺麗
珍しい青い月だし。
見れば見るほど青い。
見れば見るほど、綺麗。
見れば見るほど、頭が痛い
……私は眩暈がして、倒れた。
___
更新遅れてごめんなさい！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1137人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
冷兎 - 全部いい(？)ENDでよかったぁぁぁ！！！ (2021年8月15日 9時) (
レス) id: 3cae246b7c (このIDを非表示/違反報告)
ナキア - ↓書いたときに見えてなかったから書き直したら２つ出たからひとつ消していいですよ (2019年8月2日 22時) (レス) id: 8a3e8a56f7 (このIDを非表示/違反報告)
ナキア - 栄養失調さん» 7月20日辺りまでは完結でしたよ(小声) (2019年8月2日 22時) (レス) id: 8a3e8a56f7 (このIDを非表示/違反報告)
ナキア - 栄養失調さん» 7月20日辺りまでは完結でしたよ(小声) (2019年8月2日 22時) (レス) id: 8a3e8a56f7 (このIDを非表示/違反報告)
栄養失調 - 狐さん» 完結では無いですよ、更新停止中ですよ(小声) (2019年8月1日 20時) (レス) id: 3967b4b60c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：白鯨 | 作成日時：2019年4月11日 18時
