帰宅 ページ33
A side
『ただいま〜』
syo「A、お帰り！」
『シャオロン。コネシマとショッピ君は？』
syo「どっか行った。」
『えっ…そうなんだ。』
どっかってどこだろう…
サッカーでもしに行ったのか？
二人ともサッカー部だし。
syo「A、A！ちょ〜っと、こっち来てや！」
『良いけど…』
どうしたんだろう、シャオロン。
そわそわしてるように見えるし……
いつも以上に笑顔だし………
syo「そこ座ってな！」
そう言ってシャオロンはテレビの前に設置されているソファを指差した。
ソファの前のテーブルにはポップコーンとドリンクジュースが設置されている。
『映画でも見たいの？』
syo「半分正解やな、Aと一緒に見たいねん！」
『そう…』
2人以上で見たい映画……
確信する。これはホラー映画。
syo「じゃあ見ようや！」
『私ホラー系は余り得意じゃないんだけど…』
syo「？…ホラー系じゃ無いて？」
そうなんだ…
じゃあ何で2人で見たいんだろ。
◾ ◾ ◾ ◾ ◾ ◾ ◾ ◾ ◾ ◾ ◾ ◾
映画が始まった。
その映画は「自分の初恋の人が5年後に事故で死亡すると知った男子高校生がその初恋の人の為に奮闘する」といった内容だった。
登場人物の個性を役者がしっかりと表現をしていて凄い映画だと思った。
思わず魅入ってしまう。
◾ ◾ ◾ ◾ ◾ ◾ ◾ ◾ ◾ ◾ ◾ ◾
…映画が終わった後、シャオロンに声をかけられる。
syo「…A、どうやった？」
『凄い、面白かった。』
syo「………はぁ〜〜、何も分かっとらんわ！Aは！！」
その反応にびっくりした。
まさかそんな言葉をかけられるとは思っても居なかったのだ。
syo「A、ああいう恋愛系の映画見るときは隣に男がいる事を意識して見るもんなんやで！？」
『えっ…そうだったの……！？』
syo「そうやで！………というか、2人っきりやのに意識すらしてもらえんのはちょっと、がっかりするわ…」
シャオロンは落胆した様子だ。
…なんか、悪い事した。
『今度から気をつける。また、映画見るときは誘ってね。』
syo「ええんか！？」
『うん。映画面白かったし。』
syo「よっしゃ！また今度、見ような！！」
あ、元気になった。
シャオロンが元気になったなら何よりだよ。
シャオロンには笑顔が似合うから。
_____
遅くなりました！！
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冷兎 - 全部いい(？)ENDでよかったぁぁぁ！！！ (2021年8月15日 9時) (
レス) id: 3cae246b7c (このIDを非表示/違反報告)
ナキア - ↓書いたときに見えてなかったから書き直したら２つ出たからひとつ消していいですよ (2019年8月2日 22時) (レス) id: 8a3e8a56f7 (このIDを非表示/違反報告)
ナキア - 栄養失調さん» 7月20日辺りまでは完結でしたよ(小声) (2019年8月2日 22時) (レス) id: 8a3e8a56f7 (このIDを非表示/違反報告)
ナキア - 栄養失調さん» 7月20日辺りまでは完結でしたよ(小声) (2019年8月2日 22時) (レス) id: 8a3e8a56f7 (このIDを非表示/違反報告)
栄養失調 - 狐さん» 完結では無いですよ、更新停止中ですよ(小声) (2019年8月1日 20時) (レス) id: 3967b4b60c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白鯨 | 作成日時：2019年4月11日 18時
