甘いクレープ ページ21
A side
syp「美味しいですか？A先輩。」
『うん。ありがとう、ショッピ君。』
私は苺と生クリームが入ったクレープを、ショッピ君はツナマヨを食べている。
後輩に奢らせてしまって少し申し訳無いのだけれど…
syp「A先輩が幸せな、ら俺は幸せです。」
『……そう…？』
少し分からない
もっと自分を大切にした方が良い。
これがショッピくんの幸せなら良いけど…
…クリームが甘い
でも、そこに苺の酸味が入って丁度良い
人生も、甘い事ばかりじゃ面白くない。
愛姫「ええ〜っ！なぁんでここに居るのぉ！？」
『チッ』
syp「先輩、帰りましょうか。」
『うん、そうだね』
学校の外で騒ぎを起こすのは余りよろしく無い。
それに私達は生徒会の人間。
学校の評判を下げるわけにはいかない。
愛姫「あ♡待ってよぉ〜！」
syp「うわ、引く…」
久しぶりに聞いた、ショッピ君のガチトーン。
愛姫「ショッピさぁん、こんな所であうなんてぇ…うんめぇ♡ですね！」
あはは、中々に面白いこと言うな〜この人
頭が面白い事になっていらっしゃるのですかね。
syp「すいませんが、A先輩との時間を邪魔しないで貰えますか？」
愛姫「えぇっ！そんな事言わないでぇ！？わたしぃ、泣いちゃうよ…」
syp「はぁ…先輩、行きましょう。」
『分かった』
愛姫は余りしつこく無くて、私とショッピ君は愛姫から離れた。
syp「…先輩、こっち向いて下さい」
『何？』
syp「…」
ショッピ君は私の口元に付いていた白いクリームを親指で取り、そのクリームを舐めた。
syp「クリーム付いてましたよ。」
『あ、本当？ありがとう。』
syp「……何か、もうちょっと無いんですか？」
『…お礼以外に何かあるの？」
残念ながら私には分からない。
syp「…やっぱりまだ、先輩には分からなくて良いですよ」
『え、そう…』
何なの…
○ ○ ○
syp side
A先輩にはやっぱり意識してもらえませんか。
いや…これだけで意識してもらえるならロボロさんやコネシマさん達はとっくの遠にA先輩に気づかれてますよね。
syp「…やっぱりまだ、先輩には分からなくて良いですよ」
『え、そう…』
ちょっと困惑してる顔も可愛いと思った。
見た目の魅力は俺よりも鬱さんとかオスマンさんとかの方がありますから、俺はA先輩の1番の理解者になれれば良いなと思います。
…絶対逃がしませんけど。
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冷兎 - 全部いい(？)ENDでよかったぁぁぁ！！！ (2021年8月15日 9時) (
レス) id: 3cae246b7c (このIDを非表示/違反報告)
ナキア - ↓書いたときに見えてなかったから書き直したら２つ出たからひとつ消していいですよ (2019年8月2日 22時) (レス) id: 8a3e8a56f7 (このIDを非表示/違反報告)
ナキア - 栄養失調さん» 7月20日辺りまでは完結でしたよ(小声) (2019年8月2日 22時) (レス) id: 8a3e8a56f7 (このIDを非表示/違反報告)
ナキア - 栄養失調さん» 7月20日辺りまでは完結でしたよ(小声) (2019年8月2日 22時) (レス) id: 8a3e8a56f7 (このIDを非表示/違反報告)
栄養失調 - 狐さん» 完結では無いですよ、更新停止中ですよ(小声) (2019年8月1日 20時) (レス) id: 3967b4b60c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白鯨 | 作成日時：2019年4月11日 18時
