【薄桜鬼】トリップ少女の泡沫恋物語

泡沫２１　美菜side ページ23

ヤバイヤバイ、一君が来る!

貴方「ちょっと総司いつまでやってんの!」

沖田「いつまでだろうね〜」

　あ、どこかで見た様な光景だ

　Aの顔が赤いｗ

　そして総司の顔がめっちゃ明るいｗｗ

貴方「おろして!…って美菜!」

美菜「あ、気にしないで続けて」

　この２人に構ってる場合じゃない

貴方「美菜、一君が捜してた!」

美菜「それも気にしないで」

沖田「あ、一君だ」

　何だと!?

美菜「ちょっと隠れさせて!」

　私はすぐ近くの部屋に入った

貴方「何で私まで?!」

美菜「し〜っ」

　すると一君の声が聞こえて来た

斎藤「総司、美菜を見なかったか?」

　お願いだから誤魔化して!

沖田「見てないけど、まだ見つからないの?」

斎藤「あぁ…」

　総司ナイス!

沖田「美菜ちゃんと何かあったの?」

　核心ついちゃうんかい！

斎藤「…俺の言葉が足りなかったが故に傷つけてしまった」

　言葉が足りなかった…?

　あの先にまだ言葉があったの…?

沖田「ふ〜ん、そういう事か」

斎藤「俺は向こうを捜してくる」

　一君が部屋の前から去ると総司も部屋に入ってきた

　そして私の前に来て…

沖田「大体わかったよ。美菜ちゃんの足の事だよね?」

貴方「やっぱりそうなんだ…。さっきから足を庇ってる感じがしたから」

　この２人、リア充みたいな雰囲気出してる割には鋭いｗ

美菜「まぁ、当たってるんだけどね」

沖田「一君はしっかり者に見えて、意外と不器用だからねぇ〜」

　知ってる…

　そんな一君だから、一緒にいたいって思うんだ

美菜「…私。一君の所に行って来る」

貴方「頑張れ」

　ちゃんと私からも謝らないと…

貴方「それと、終わったら私の所にすぐ事来る事」

美菜「それはまさかの…」

貴方「足の手当て。走り回ってた分きつくするから」ニコ

　やっぱり黒い笑い方がそっくりだな…ｗ

　あんた達、もうリア充だろ

美菜「わかりました!」

沖田「ちゃんと、後で聞かせてね」

　もちろん！

美菜「じゃあ行って来る！Aも総司もありがとう!!」

　

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