泡沫３７ 沖田side ページ8
美菜「私が知ってるのはこれで全部だよ」
僕は何でこんなに泣きそうになってるんだろう
これはAちゃんのことで僕はただ第３者
なのに何で…
藤堂「Aのやつそんなに辛い事があったのに…、俺達の前では笑ってたのか…」
原田「無理してたんだな」
土方「…それでAは大丈夫なのか?」
確かにAちゃんは、焼ける京の街を見て気を失った
次、目が覚めたとき前みたいに話せるか分からない
僕でも、家族を２回も失うのはかなり辛い
斎藤「総司、どうした?」
皆が座っている中、１人だけ立った僕に一君が聞いた
沖田「Aちゃんの様子を見てくるよ…」
あれから時間が経つのにまだ目を覚まさない
幹部隊士や美菜ちゃん、千鶴ちゃんが交代で様子を見てる
沖田「今日は僕がAちゃんのところに行くから」
僕はAちゃんの部屋に向かった
襖を開けると、綺麗な顔で眠っているAちゃんがいた
綺麗なのに、今は悲しそうな顔もしている
沖田「Aちゃん…」
髪をそっと撫でた
それでも目を覚ますことが無い、今まではそうだった
貴方「…んっ」
少しだけ目を開けるAちゃん
何回か天井に手をかざして僕を見た
沖田「おはよう」
貴方「…」
沖田「大丈夫…?」
貴方「ここは…?」
起きたばかりで少し混乱してるのか、イマイチ状況を認識できていなかった
沖田「僕達新選組の屯所だよ」
貴方「…」
沖田「Aちゃん、どうかした…?」
あまり話さないから少し心配になった
そして、また部屋の中を見渡す
ここで本当に思った
明らかにAちゃんの様子がおかしい
沖田「Aちゃん、本当に大丈夫?」
貴方「あの…、Aって私の名前ですか…?」
沖田「え…?」
自分の名前がわからないの…?
まさか…
沖田「記憶が無いの…?」
貴方「貴方が誰かもわからないし、自分の事もわからない…」
冗談でしょ…
Aちゃんが記憶喪失なんて
貴方「…」
沖田「少しここで待っててね。この部屋から動いちゃ駄目だよ」
頷くAちゃんを見ると、僕は広間まで走った
スパーン!!
土方「総司、静かに「記憶が…」記憶?」
皆が僕を見る
僕は皆の方を向いてこう言った
沖田「Aちゃん、記憶が無くなってます…」
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燐ﾀﾛ - 続きが気になります。更新楽しみに待ってます(゜∇^d)!!(゜∇^d)!! (2016年3月2日 18時) (
レス) id: 725f51c669 (このIDを非表示/違反報告)
魅桜 - スッごく面白いです！更新頑張ってください♪応援してます(`・ω・´)ρ (2015年9月22日 11時) (レス) id: 165204335a (このIDを非表示/違反報告)
M - 紬さん» 笑笑(*^^*)確かに♪でも、左之さんは露出がやばくて新八さんは、ギャァーギャァーuうるさそう笑笑(*^^*) (2015年9月5日 0時) (レス) id: 7f80429ab2 (このIDを非表示/違反報告)
紬 - 平助さん» 平助さんは、名前の通り平助君が大好きですね♪( ´▽｀) 私も告白されたらOKします笑笑笑 (2015年8月30日 18時) (レス) id: 15a73ceb1c (このIDを非表示/違反報告)
紬 - Mさん» 勉強教えて欲しいですね笑 そしたら授業中に絵を描いたり、小説のネタ考えないで真面目に満点目指すのに…笑笑 (2015年8月30日 18時) (レス) id: 15a73ceb1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紬＊。 | 作成日時：2015年4月3日 17時
