泡沫３３ 過去編 ページ3
あの日両親を失った私は親戚に引き取られる事になった
美菜の両親が引き取ると言ってくれたけど遠慮した
母「Aちゃん、これからは私達が貴方の親だからね」
父「何でも遠慮せずに言うんだよ」
貴方「…ありがとう、”お父さん””お母さん”」
私の両親に対する呼び方は変わった
あの時のパパとママはもういないから
世界で１番大好きな家族…
母「…Aちゃん…」
貴方「お母さん、ちゃんなんて付けなくていいよ」
母「でも…」
貴方「家族だから…」
そう言うと少し嬉しそうに頷いた
父「A、お父さん達はずっと一緒にいるからな」
貴方「うん」
ずっと一緒…
７歳にして、私はその言葉が本物なのかわからなかった
でも、１人ではないと思わせてくれる温かい言葉でもあった
大好きだった両親の分まで生きていこう…
新しい父と母と”一緒”に…
・
・
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母「A、今日は何が食べたい?」
父「お父さんはオムライスが食べたいな〜」
母「Aは?」
貴方「ハ、ハンバーグ…!」
母「じゃあ今日はハンバーグで決定ね!」
ママの料理で美味しかったハンバーグ
父「お母さんはAの事が本当に大好きだなぁ〜。お父さんAには勝てないよ」
母「当たり前でしょ。Aは可愛い娘なんだから」
最初はやはり遠慮していた事もあった
だけど、それでもずっと心を開こうとしてくれたお父さんとお母さん
時間をかけてだが、打ち解けていく事が出来た
私からも欲しいものや行きたい所を言うようにもなった
父「A、今日はお父さんと一緒に遊ぼうか!」
貴方「お父さんと遊びたいけど、今日は美菜と一緒に遊ぶんだ!」
相変わらず美菜とは親友でよく遊んだ
美菜「A〜!」
貴方「美菜走るの速すぎ!!」
美菜「だってAといるの楽しいんだもん!」
貴方「私も楽しいけどさ〜!」
子供っぽく自分の事を（人１）というのもやめた
そしてしばらくして２人で習い事を始めた
お父さんもお母さんもたくさん応援してくれた
美菜にも負けないように練習した
母「A、今日の剣道の大会凄かったね!」
父「美菜ちゃんに勝ったもんな!」
貴方「お父さんとお母さんが応援してくれたからだよ!」
思いっきり喜んで、笑った
また悪夢が迫っているとも知らずに…
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燐ﾀﾛ - 続きが気になります。更新楽しみに待ってます(゜∇^d)!!(゜∇^d)!! (2016年3月2日 18時) (
レス) id: 725f51c669 (このIDを非表示/違反報告)
魅桜 - スッごく面白いです！更新頑張ってください♪応援してます(`・ω・´)ρ (2015年9月22日 11時) (レス) id: 165204335a (このIDを非表示/違反報告)
M - 紬さん» 笑笑(*^^*)確かに♪でも、左之さんは露出がやばくて新八さんは、ギャァーギャァーuうるさそう笑笑(*^^*) (2015年9月5日 0時) (レス) id: 7f80429ab2 (このIDを非表示/違反報告)
紬 - 平助さん» 平助さんは、名前の通り平助君が大好きですね♪( ´▽｀) 私も告白されたらOKします笑笑笑 (2015年8月30日 18時) (レス) id: 15a73ceb1c (このIDを非表示/違反報告)
紬 - Mさん» 勉強教えて欲しいですね笑 そしたら授業中に絵を描いたり、小説のネタ考えないで真面目に満点目指すのに…笑笑 (2015年8月30日 18時) (レス) id: 15a73ceb1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紬＊。 | 作成日時：2015年4月3日 17時
