【薄桜鬼】トリップ少女の泡沫恋物語・第２章

泡沫49 ページ20

千ちゃんと話した日から数日

朝から平助とかがそわそわしてる

どーしたの？って聞いても…

藤堂「な、何でもねぇ！」

と、一点張り

分かりやすいんだけど、憎めない

でも本当に気になる

貴方「何かあったのかな…」

土方「A、今日の夜は暇か？」

後ろから話しかけてきたのは土方さん

貴方「私は基本暇人なので…」

する事なんて家事みたいなのぐらいだし

暇人って怖いわぁ

土方「なら良かった」

貴方「何か用事でも？？」

土方「あぁ。今日の夜は幹部とお前達で出掛ける」

お前達っていうのはきっと、私と美菜と千鶴ちゃん

2人にはもう伝えてあるのかな…？

土方「ってワケだ。準備しといてくれ」

貴方「わかりました」

そう言って、土方さんは戻って行った

土方さんっていつも忙しそう

ちゃんと休んでるのか心配だ

貴方「準備って、特にないんだよね〜」

まぁ、屯所の掃除でもして時間潰そうかな…

沖田「Aちゃん」

貴方「総司…！」

沖田「ごめん、ビックリした？」

目隠しされたら当たり前だ

でも全然怒る気になれないんだよね

だっていつもこんな感じだから

沖田「土方さんから夜の事聞いた？」

貴方「聞いたよ」

沖田「そっか。楽しみだなぁ」

貴方「何処行くの？？」

私がそう聞くと、

少し悪戯っぽく笑ってこう言った

沖田「きっと今よりビックリするよ♪」

貴方「？？？」

そして機嫌良さそうに歩いて行った

貴方「本当に何処に行って、何をするんだろ…」





薄桜鬼ファンの皆様！！
もうお気付きの方がいるんじゃないでしょうか？
もう少しで聞こえてきそうですよ？笑笑

あの人の腹踊りも見れるかも…笑笑笑

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