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31話 ページ39

(新選組side)

  (人1)がいない中、新選組の幹部は話し合いをしていた

土方「何か、いい方法はねぇのか…」

沖田「そんな方法があったなら試してますよ」

藤堂「俺、約束したんだ…ずっと一緒だって」

原田「そんな事は全員わかってるさ」

斎藤「・・・」

  しばしの沈黙が続いたときだった

  大きな衝撃音と共に誰かが屯所に入ってきた事がわかった

  外に出た幹部達が目にした人物は…

風間「ふん、人間風情がお揃いのようだな」

沖田「風間千景!」

土方「こいつが風間千景か!?」

  池田屋で戦った沖田と(人1)以外は風間の事は知らなかった

風間「貴様らが何をしているのか1度見てやろうと思ってな」

  風間は周りを見回した後、言った

風間「(人1)はどうした…」

斎藤「(人1)は今、休んでいる。狙いがアイツなら渡しはしない!」

風間「今日は攫いに来たわけではない。…貴様ら、その様子じゃ(人1)の事に
  やっと気付いたってところだな…」

原田「お前は知ってたのか!?」

風間「聞いてないのか?昔、死に掛けのアイツを助けたのは俺だ」

  それを知っていたのは沖田、土方、藤堂、斎藤だった

土方「そうみてぇだな。じゃあ今日は何しに来やがった!」

風間「…貴様らは本当に(人1)を助けたいのか?」

沖田「当たり前でしょ。冗談で言ってるなら斬るよ」

  沖田が刀に手を掛けたときだった

風間「ならば、今のアイツの言う事は信じるな」

藤堂「信じるなって、どういう事だよ!」

風間「今まで何を見てきた?(人1)は貴様らに心配をかけまいと無理な嘘をつく」

  それを聞いた新選組の幹部達は何も言えなくなった

  風間の言う事は本当だったからだ…

  実際、(人1)は俺達に心配をかけないよう労咳の事を隠していた

  ならば風間の言う通りにした方がいいのかもしれないと思ったのだった

土方「俺達は(人1)の事を信じないなんて出来ねぇ…」

風間「では、また無理な嘘をつかせるのか…?」

土方「今の俺達は(人1)がどんな状態か知った。
  そう簡単に騙されるほど、長い間一緒に居たわけじゃねぇんだよ」

風間「…ふん、貴様らのような人間はどうなっても知らんが(人1)は別だ…
  運がよければ俺が助けてやれるかもな…」

  そう言って風間は姿を消した


*************
続く

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M - 今晩は~(*´∀`)続き、読まさせて頂きました♪確かに、平助君は何時もどんな時でも笑っていて、太陽みたいですよね~(*´∀`) 傍にいたら、絶対に元気がでますね♪更新、頑張って下さい!!応援しています(o≧▽゜)o (2014年11月22日 23時) (レス) id: 7f80429ab2 (このIDを非表示/違反報告)
M - 今晩は~(*´∀`)続き、読まさせて頂きました♪とうとう、自分の気持ちを言いましたね( 〃▽〃) しかも、抱き付いたとは…。私もやりないなぁ~笑笑 更新、頑張って下さい!!応援しています(o≧▽゜)o (2014年11月22日 1時) (レス) id: 7f80429ab2 (このIDを非表示/違反報告)
ハチミツ(プロフ) - いいですね…>_<…感動しました…>_<… (2014年11月21日 23時) (レス) id: c71e67fa52 (このIDを非表示/違反報告)
M - 今晩は~(*´∀`)続き、読まさせて頂きました♪ヤバイです…。想像していたら鼻血が出ちゃいました(笑笑)更新、頑張って下さい!!応援しています(o≧▽゜)o (2014年11月21日 0時) (レス) id: 7f80429ab2 (このIDを非表示/違反報告)
M - 今晩は~(*´∀`)続き、読まさせて頂きました♪夢主さん、瞬刹って…。格好いい~( 〃▽〃)憧れます~( 〃▽〃)更新、頑張って下さい!!応援しています(o≧▽゜)o (2014年11月16日 0時) (レス) id: 7f80429ab2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2014年10月14日 15時

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