【薄桜鬼】 最期の刻を貴方たちと共に・・・【余命】

９話 ページ11

(沖田side)


　 話している途中、（人１）ちゃんがいきなり咳き込み始めた


　 顔色も悪くなっていって、（人１）ちゃんは倒れてしまった


　 僕は（人１）ちゃんを抱きかかえて布団に寝かせた


沖田「（人１）ちゃん…」


斎藤「総司入るぞ」


山崎「失礼します」


　 山崎君は新選組の医療担当と監察をしている


山崎「少し熱がありますね…。脈も早い」


　 その時、平助も部屋に入ってきた


藤堂「（人１）、大丈夫なのか…？」


　 当然のことだけど皆（人１）ちゃんのこと心配してる


　 この子は僕達にとって大切な子だから


斎藤「そんなに心配するな。目が覚めれば元気な（人１）に戻る」


藤堂「だよな…。 そういえば総司、土方さんが呼んでたぞ」


　 （人１）ちゃんのそばにいたいのに

　
　 土方さん空気よんでよ…


　 行かなかったらめんどくさいことになるしね


沖田「わかった。（人１）ちゃんのことよろしくね」


　 そう言って部屋を出た

・



・



・

沖田「土方さん入りますよ」


土方「あぁ」


沖田「で、何ですか？」


土方「（人１）は今寝込んでるが、起きたらウチの隊士だ。

　 そこで近藤さんからの推しもあってな、お前のいる１番組に入れようと思ってな。

　 試衛館の頃から、お前ら仲良かったからな。 どうだ？」


沖田「全然いいですよ。むしろ僕は（人１）ちゃんと一緒じゃなきゃいやです」


　 っていうか、隊士になるって決まったときから決めてたし


　 他の組に入れたら皆（人１）ちゃんのこと狙うだろうし…

　
　 まぁ僕もだけど…


　 平助あたりは納得しないだろうけど


土方「じゃあ総司、頼んだぞ」


沖田「は―い」


・

・

・

　 （人１）ちゃんだけは僕が絶対に守る

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つづく

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