【まふまふ】猫が2人

cat40 ページ43

〜真冬said〜



ｶﾞﾗｯ



「んだよ...もう少し静かに開けｒ」

『うさみん助けて！！』

「お、おぅ...？」



放課後
いつも通り保健室でダラダラしていた
すると勢いよく扉が開いて二見が焦った様子で入ってきた
今の現状に俺とうさみんは追いつけず、頭上にはハテナが浮かぶ



う「んだよいきなり...」

『テスト！』

う「あー...そゆこと」



二見の一言でうさみんは納得した

いや、テストがなに



『今回マジでヤバい。助けて。死ぬ』

う「いや、死なねーから。つかヤバいのはいつもの事だろ」

『そーだけど...今回は過去一でヤバいの！』



なんとなく察した

要はテストがヤバいんだろ？
でも、二見ってそんなに頭悪いか？
あ、アレか、ヤバいヤバい言っておいて90点取っちゃう奴か



「お前、少しぐらい自分でやれよ」

『...あ、いたんだ』

「うわぁ...ひっで」



なに...この数分、俺がいないと思って話を続けていたのか？？

うわー...まふくんかなしー



『つか、アンタみたいなハイスペック野郎に言われてもムカつくだけなんだけど』

「はぁ！？どーせお前も良い点とるんだろ！？俺と同じじゃん！」

『は？』

「...は？」



俺が言った直後、二見とうさみんはキョトンとした顔でコッチを見てきた

いや、は？な、なに...？？



う「まふ、Aを甘く見るな。コイツかなり頭悪いぞ」

「えっ、嘘」

『嘘じゃない。いつも赤点ギリギリ』

「まじか...」



意外すぎて驚きが隠せない

いや...だってさ、二見だよ？？
頭悪いイメージなくない？？頭良さそーじゃない？？？

えぇ......

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