cat41 ページ44
ま「お前ってそんなに頭悪かったの?」
『だからそー言ってんじゃん』
コレを言われるのは何度目だろうか
私はよく、見た目や普段の行動や態度で頭が良いイメージを持たれる
だけど実際はそんな事ない
不得意教科はいつも赤点ギリギリ
良くても50点ぐらい
あ、でも国語だけは得意でいつも90点は取ってる
そのお陰で順位は前のテストはクラス40人中34位
私にしたらいい方だよ
ま「へぇ...なんか意外」
『それも聞き飽きた』
う「まぁそういう事だ。でもA、なんで俺なんだよ。いつもみたいに彼方に頼めばいいだろ」
『それは無理』
私がそう言うと「なんでだ?」と返ってきた
それに私は答える
『そらる、今回のヤバイって』
う「彼方が?テストでか?」
『そう』
う「あれま、珍しい事もあるもんだな」
そらるはいつも学年トップの成績
テストになると大体いつもそらるに勉強を見てもらっている
けど今回、あのそらるでさえもヤバいって言うほど難しいらしい
『だからうさみんヘルプ』
う「断る」
『どーせ暇じゃん』
う「これでも忙しいんだよ。テスト作んなきゃいけねーし...あーめんどくせー...」
深い溜息をつくうさみん
そっか、今回は保健のテストもあるのか
なら尚更うさみんに見てもらった方が保健は確実に赤点回避できるじゃん
『そんなのすぐ終わるって、てことで宇佐美先生お願いします』
う「どーせ保健赤点回避とか考えてんだろ。あと、こういう時だけ先生って呼んだって無駄だ」
『チッ...』
う「今お前、舌打ちしただろ」
うさみんに睨まれたけど無視無視
さてさて、これからどーしたことか...
1人で勉強なんて無理だし、つか正直したくない
ヤバい、このままじゃ確実に赤点で追試くらう...
う「はぁ...そんなに言うなら、真冬ー。お前がAに勉強教えてやれ」
ま「え?」
『は?』
450人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ましろ(プロフ) - アリスさん» あぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!頑張りますぅぅ!!! (2018年8月17日 0時) (レス) id: 7eb51e6523 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - うひゃあああもっと!もっときゅんきゅんさせてくださいぃぃ!!! (2018年8月17日 0時) (レス) id: f38b18c5a9 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 更新楽しみに待ってます! (2018年7月27日 12時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜*.☆(プロフ) - 待ってましたぁ!ヽ(*´∀`)ノ (2018年7月24日 13時) (レス) id: 7ecb03095b (このIDを非表示/違反報告)
アリス - なんか、気づいたら更新されてるっていう、この更新ペース好きです。 (2018年5月21日 16時) (レス) id: f38b18c5a9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ