cat29 ページ31
〜真冬said〜
あれから数日
相変わらず二見は静かで無口だ
だけど俺が注意したあの日からというもの、彼女に仕事を押し付ける奴はビックリするほど減った
コレも俺のお陰だよね
「まふくーん！！」
そして今は毎度お馴染み女子に囲まれるこの時間
コレは減るということはなかった
つか、むしろ増えてね？
早くココから逃げたくてしょうがない
俺だって静かな時間ほしいし、男同士でバカな事してーよ
ま、無理に決まってますけど
「...くん？まふくんってば！」
「えっ、な、何？」
「も〜ちゃんと聞いてよ〜w」
ついボーッとしてしまった
俺は「ごめんごめん」と少し笑うように言う
あー疲れる
「...で、僕に何か言った？」
「だから！まふくんは好きな人いる？？」
「え、僕の好きな人？」
はぃ？好きな人...？？いるわけないじゃん
...でも
「......」
好きな人...かぁ...
正直、考えたことないな...
だって恋愛とかどーでもいいし
小中は楽しければなんでもいっかーって感じだったし...
まぁ中3は最悪だったけど
「んー...いない、かなw」
「えーいないのー？」
「じゃあじゃあ！気になる人は！？」
「とくにはー...」
俺がそう言うと「えー」とか言って少し残念たがる
好きな人がいなくて悪かったな
「あっ、じゃあ私を好きになる可能性もあるって事だよね！！」
「えっ」
「いないから私にもチャンスはあるって事だよね！！」
「あはは、そーだねw」
何言ってんだコイツ
誰がお前みたいな奴を好きになるんだ
「じゃあ私にもチャンスあるって事じゃん！」
「ちょ、ずるい！私も！！」
あーあー...
めんどくさいなぁ...
多分冗談半分で言ってるんだろうけど半分本気で言ってるよね
ｶﾞﾀｯ
「あっ...」
音のする方に目を向ければ、そこには帰ろうとする二見の姿があった
クラスの人からの「じゃーねー」の挨拶にペコっとお辞儀を軽くして教室から出ていった
「......」
......アイツにもいるのかな、好きな人ってやつ...
「おーい！まふくーん」
「えっ...な、なに？」
「大丈夫？今日ずっとボーッとしてるけど...」
「あはは、大丈夫だよ！ちょっと眠いだけ」
まぁ...いるわけないか
だってアイツ、人に興味ないもんな
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ましろ(プロフ) - アリスさん» あぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ！！！頑張りますぅぅ！！！ (2018年8月17日 0時) (
レス) id: 7eb51e6523 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - うひゃあああもっと!もっときゅんきゅんさせてくださいぃぃ!!! (2018年8月17日 0時) (レス) id: f38b18c5a9 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 更新楽しみに待ってます！ (2018年7月27日 12時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜*.☆(プロフ) - 待ってましたぁ！ヽ(*´∀｀)ノ (2018年7月24日 13時) (レス) id: 7ecb03095b (このIDを非表示/違反報告)
アリス - なんか、気づいたら更新されてるっていう、この更新ペース好きです。 (2018年5月21日 16時) (レス) id: f38b18c5a9 (このIDを非表示/違反報告)
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