Episode229 〜花火�掘� ページ24
〜赤羽side〜
『今日はありがと、その、楽しかった・・・です』
そう言う若葉さんは照れくさそうだった
相変わらず素直になるのは慣れてないみたいだ
だけど、前に比べたらだいぶ慣れた様子だね
「俺も楽しかったよ、こちらこそありがと」
俺は若葉さんの頭に手を置いた
・・・無意識に等しい
彼女に触れたいと思ってしまう
もっと彼女といたい、話したい・・・
そのせいか自然と体がうごいてしまった
「・・・！！」
いつもの彼女なら恥ずかしがったりして顔を赤くしたり、手で顔を隠したり・・・
なのに、今日は違った
彼女は少しだけ頬を赤く染めていて・・・
優しく・・・
微笑んでいた・・・
「ﾊﾟｯ」
咄嗟に彼女から目を離した
何か、コッチまで恥ずかしくなってきた・・・
「俺、どうしちゃったんだろうなー・・・(ﾎﾞｿｯ」
零れた言葉は花火の音で自分でも全然聞こえなかった
だけどコレは本音
自分がどうしたいのかわからない
触れたい、
一緒にいたい、
話したい、
そう思っているのは事実
・・・問題はココからだ
思っていてもそこから動こうとしない
だって、俺は彼女から嫌われているから・・・
伝えたい、彼女に思いを伝えたい
だけど伝えたところで叶わない
伝えたら今までの関係が崩れてしまう
・・・って、つい最近まで思っていた
こんなの俺じゃない
言わなきゃ何も進まない
立ち止まって後悔するより、進んで後悔したい
だったら・・・・・・
「若葉さん」
『ん？』
チラッと横目にすれば彼女は花火ではなく、俺を見ていた
花火という明かりで少しだけ、俺等の周りは明るくなっている
・・・もう決めたんだ
ちゃんと言うって・・・
「・・・俺の話し聞いてくれる？」
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心愛 - とてもよかったです１ (2019年1月22日 20時) (
レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
Tsukki - また何か描いて欲しいキャラがいたら描かせて頂きますよ。(下手で宜しければ) (2018年7月8日 13時) (レス) id: 7baeca8347 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - Tsukkiさん» はい！ありがとうございます。頑張ります！ (2018年7月8日 13時) (レス) id: 7eb51e6523 (このIDを非表示/違反報告)
Tsukki - 個人的にはまだまだって感じですけどね……これからも頑張って下さいね。応援しています。 (2018年7月8日 13時) (レス) id: 7baeca8347 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - Tsukkiさん» わぁぁ！！ありがとうございます！！めっちゃ可愛い！！！描いてくださって本当にありがとうございます！！！ (2018年7月8日 12時) (レス) id: 7eb51e6523 (このIDを非表示/違反報告)
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