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１週間も前のことなのに、知ったのは昨日だったんだ。
しかも電話で、その子から
俺に、じゃなくて電話の相談役の俺に。
それ聞いたときは、自分のことだなんて知らなかったから
もうそんなヤツやめて俺にしとけよ、って
俺なら悲しませないのに、って
今までに何度となく思ったことをやっぱり今回も思った。
でも、その子が話し終わるころに
なんか…違和感っていうのかな、
モヤモヤしちゃってさぁ。
あとあと部下を問い詰めたらビンゴ。
部下とそのコが電話で接触してたんだってさ。
その時俺寝込んでたから全部アイツに任せっきりで、
だから俺も悪いんだよな。
で、今日はあの時のことちゃんと謝らなきゃ、って。
自分のこと全部知ってもらって、謝って、
んで、もう1回気持ち伝えようと思ってた。
涼介「
＿＿＿＿…なのにさ。
これでも結構アピールしてんのに
約束のタイピンにも全っ然気づいてもらえなくて
挙句、秘書との関係勘違いされたまんまだし、
……俺、どうすればいいと思う？(笑)」
不安げな表情にのぞき込まれて
咄嗟に立ち上がった。
涼介「おわっ…！」
待ってよ、落ち着かなきゃ。
先走る気持ちに待ったをかけたいのに、
振り向いた先にあるその表情はどこかイタズラな感情を含んでいて。
A「……そんなはずない。
だって、それじゃまるで……＿＿＿＿ 」
“ それじゃまるで、
涼介さんがヤマダさんだって言ってるみたいじゃない。”
私の思考を悟った涼介さんが頷いてふわっと微笑んだ。
涼介「改めてちゃんと自己紹介させて？
代表取締役 兼 お悩み相談窓口の山田 涼介です。」
スッと渡された名刺には、
“ 代表取締役社長 山田 涼介 ” の文字。
涼介さんが、ヤマダさんだったなんて。
そのうえ、社長だったなんて。
A「…知らなかった………」
どっちも、驚愕の事実。
涼介「うん、黙っててごめんね…？
仕事の関係上、窓口のことは守秘義務があるでしょ？
取締役なのは言ってもよかったんだけどね？(笑)」
そうだよ、そっちは言ってくれたっていいじゃない。
なんで、
A「何で言ってくれなかったんですか！」
責める権利はある。
そのせいで驚きすぎて今ここにいるんだから。
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ほしの(プロフ) - さちさん» さちさんこんにちは＊応援、ありがとうございます。１番だなんて…私にはもったいない…すごく嬉しいです…っ！ (2019年1月22日 18時) (
レス) id: f88f537235 (このIDを非表示/違反報告)
さち(プロフ) - このお話大好きです！今まで見てきたお話の中で1番好きです！これからも応援してます！ (2019年1月15日 21時) (レス) id: 8963f2aaa7 (このIDを非表示/違反報告)
u6Ba3WOCV4Wy1ch(プロフ) - そうなんですか！教えて下さりありがとうございます！秒で見ます！ (2018年5月31日 18時) (レス) id: 879a036e0d (このIDを非表示/違反報告)
ほしの(プロフ) - u6Ba3WOCV4Wy1chさん» じつは、続きを連載中です|ω･`)ちらっ リンクしてなくてすみません、、、！＊キミの担当社員 という作品が続編になっているのでお時間があれば覗いてみてください…！ (2018年5月30日 19時) (レス) id: f88f537235 (このIDを非表示/違反報告)
u6Ba3WOCV4Wy1ch(プロフ) - すっごく面白かったです！最後の書き方が良すぎて続きが見たくなります笑 (2018年5月30日 16時) (レス) id: 879a036e0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほしの
| 作成日時：2017年1月24日 10時
