＊窓口担当社員 ４ ryosuke.Y

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涼介「ふふ、なーに？(笑)
初対面で、次期社長です、なんて言ったら俺のこと好きになってくれたの？？
告白もオッケーしてくれた？？(笑)」



少し悲しく笑う、そんな顔見たいんじゃない。


A「ちがっ、そんなこと…！！」


そんなことで判断しないのにっ！





涼介「ふふ、うん…知ってるよ(笑)


そういう所に惹かれたんだ。

見た目や持ち物で判断しないところとか、
一生懸命なところとか、

そういう純粋なところ。」




A「……っ…////！！」



涼介さんがいきなりまた子供っぽいイタズラな笑顔を見せるから、
そのあとにふと真剣な表情にもどるから、

こんな…嬉しいこと言うから、



ドキドキが止まらなくて。






涼介「ねぇ、…さっきの告白、



…俺がもらっていい？」





そのままの表情で、そう言われて

ボンっ！って音がしそうなほど 顔に熱がこもる。





そうだ、私さっき……。


知らなかったとはいえ、


本人に言っちゃったんだ、好きだって。




隠したってもう遅いんだろうけど、
真っ赤になった顔を見られたくなくて俯いた。



涼介「………ダメ、かな…？


想像のヤマダはもっとカッコよかった？
俺でがっかり……？」



そんなこと、ないのに。


声を出したら震えそうで、


ふるふる、と顔を横に振るしかなかった。







涼介「じゃ、俺の顔見て…？
ちゃんと聞いてほしいんだ。

Aさん、






幸せにする、

俺と 付き合ってください。」



涼介さんの目が私を真っ直ぐに捉えて離さない。

そんな真剣な目で、
真剣なトーンで言わないで…


ドキドキで、潰れてしまいそうだから。




A「………っっ…////



よ、よろしくお願いします…っ…！」





振り絞って出した精一杯の言葉。







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