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涼介「あのね、さっきのことだけど、」
ヤマダさんのこと話してるのに、
話題がいきなり飛んじゃって
…え?だから、早く戻りたいのに…。
涼介「さっきの、彼女ってやつ。
ちゃんと紹介してなかったけど、
俺の秘書だよ、あいつ。
だから、付き合ってなんかないし
俺彼女なんてここ数年ずっといないよ。」
…えっ……うそ、
A「…だって、ミサキって呼び捨てだったし……」
涼介「Aさんだって、先輩に伊藤って呼ばれてるでしょ?
ミサキってあいつの苗字だよ、三崎 カナコ。
…ほんとに俺ら何もないから、ね?」
眉を下げて、信じて?って悲しい顔で言われたら、
信じるしかなくて……。
ミサキ…って、苗字だったのか。
私の、…勘違い。
涼介「ちょっとだけ、俺の話 聞いてくれる?」
そう言ってまた手をとり、
さっきまで座っていたソファに促されて、
隣同士にかけた。
涼介「俺ね、________ 」
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俺ね、最近すっげぇ気になるコがいるんだけど、
そのコとの出会いは電話だったのね。
俺、そういう仕事しててさ。
で、自分のこと知られちゃダメっていう決まりがあるから
本当は会っちゃいけないんだけど
どうしても会いたくて、会いに行ったんだ。
勿論、その電話のことは伏せて、ね。
初対面の人と食事することなんて別に珍しいことじゃないのに柄にもなく緊張しちゃってさ、
全然喋れなかったの。
ほんと今思い出すだけでも恥ずかしいよ、
ああ俺、ダッセーって(笑)
それまで女なんて嫌いだって思ってたのに
そのコのこととなるとドキドキしちゃって
他の人にならどう思われても構わないって思ってたのに
そのコにだけは嫌われたくないって思った。
あぁ〜これ完全に手遅れなやつだ。
好きだ。
って(笑)
で、告白したんだけど振られちゃってさ。
人生初告白で初失恋(笑)
ずるいけど、諦めきれなくて
電話の関係はずっと続けてたんだ。
でもやっぱこのままじゃダメだし、
俺のこと全部知ってもらった上でもう1回告白して、
それでもダメだったらきっぱり諦めようと思ってたんだけどさ。
部下が俺の知らねーとこでそのコと接触してたみたいで
その部下からもそのコからも何の情報も入ってなくてさぁ。
…正直、想定外すぎてなんならちょっとパニックだし。
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ほしの(プロフ) - さちさん» さちさんこんにちは*応援、ありがとうございます。1番だなんて…私にはもったいない…すごく嬉しいです…っ! (2019年1月22日 18時) (レス) id: f88f537235 (このIDを非表示/違反報告)
さち(プロフ) - このお話大好きです!今まで見てきたお話の中で1番好きです!これからも応援してます! (2019年1月15日 21時) (レス) id: 8963f2aaa7 (このIDを非表示/違反報告)
u6Ba3WOCV4Wy1ch(プロフ) - そうなんですか!教えて下さりありがとうございます!秒で見ます! (2018年5月31日 18時) (レス) id: 879a036e0d (このIDを非表示/違反報告)
ほしの(プロフ) - u6Ba3WOCV4Wy1chさん» じつは、続きを連載中です|ω・`)ちらっ リンクしてなくてすみません、、、!*キミの担当社員 という作品が続編になっているのでお時間があれば覗いてみてください…! (2018年5月30日 19時) (レス) id: f88f537235 (このIDを非表示/違反報告)
u6Ba3WOCV4Wy1ch(プロフ) - すっごく面白かったです!最後の書き方が良すぎて続きが見たくなります笑 (2018年5月30日 16時) (レス) id: 879a036e0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ほしの | 作成日時:2017年1月24日 10時