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裏切り二話 ページ3

マリア「あ!マリアそー言えば、キセキに呼ばれてたんだぁ…Aさん!じゃあね。」

マリアはにこりと微笑みながら、キセキの方に走って行った…


私も…昔は…マリアみたいに仲良かったな










『みーんーな!』

『Aっちぃ!』

『おいおい…Aは俺のだぞ黄瀬。』

『Aちんはみんなのモノだよねー』

『そうっすよ!Aっちはみんなのモノっす!!青峰っちのだけじゃないっす!』

『君たち。Aは物じゃないぞ』

『ははっ…』











あの頃みたいにって戻りたいわけじゃないの…


無くした…空を探してる…


どんっ

「いた…」

誰かにぶつかり、少しフラついたが

ばさり…

相手は何かを落としたようだ


「あ、落としましたよ?」


Aは拾うと



「た…ぬきの…」


言いかけた時


バチィン!!


「っ!?」


頬に鋭い痛みが出る



見上げると


「緑間…くんっ」



緑間「き、気安く名前を呼ぶな!!
俺のラッキーアイテムに触れるな!」


緑間は奪うかのようにラッキーアイテムを取り走って去って行った…



「…はぁ。」


Aはため息一つ零しあるきだす



どん



また誰かにぶつかる



「ごめんなさい…」


??「…いいえ。こちらこそすみません」


私はその人の顔を見ず歩き出す



??「…」


水色の頭の男の子はAはジッと見つめていたーーーーーー

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作者名:夢桜 | 作成日時:2014年6月8日 7時

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