君は何がしたいんだい ページ25
何がなんだか分からなくなって
彩に助けを求める
「お母さん、A苦しそうだよ」
母さんは慌てて私を離す
「ごめんなさいね」
「大丈夫」
私は上の空でこたえる
これからどうすればいいのだろう?
「お母さん、パンこげちゃうよぉ」
と奈子の眠そうな声がする
「分かったわ」
そう言いお母さんは目元を拭いながら立ち上がる
玄関には呆然と立ち尽くす私と彩が残っていた
しばらくたって彩が
「お母さんの気持ち知ってた?」
と聞いてきたので
「ぜんぜん」
と首を横に振りながらこたえといた
「彩、学校遅刻するわよ!」
お母さんの怒号がとぶ
彩は慌てて準備をして学校にむかった
ちなみに私はゆっくりと入学式のときのように学校に行った
________________________________________________________________
その日はなんか知らないけど若武サンが話しかけてきた
「おい、おまえ昨日何で黒木と居たんだよ!?」
ナンデ君ガ知ッテルノカナ?
「え〜!Aちゃん黒木君と知り合いだったの?!」
嗚呼、そうだよ!そうだけど!!何か文句あるかよ
ちょっと黙ってておくれ、友よ
私はにっこり微笑んで
「黒木は大切な友人(コネ)だよ!
友人といて何か問題でも?」
「へ〜おまえ黒木の友達なのか」
しばらく考え込んだ後
「彼女じゃないのか?」
爆・弾・発・言★
とんでもないこと言いやがって
社会的に私殺しにきてるだろお前
ほら周りがうるさい
「え〜黒木君と実は付き合ってたの?」
「わたし好きだったのに」
「でもAちゃんていい子だから
お似合いかもよ」
おまえは表の顔にだまされるなよ
裏の顔?不良だよ(さわやかな笑み)
「ちがうよ!さっきも言った様に
黒木は大切な友人だって
若武君って面白い冗談言うんだね!」
おい、納得行かない感じの顔すんなや
24人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リスク - 有難うございます!コメ返し遅くなって申し訳ありません。初コメすごく嬉しかったです (2018年10月13日 18時) (レス) id: df5010d333 (このIDを非表示/違反報告)
berry merry - 面白かったです。これからも更新、頑張ってください!応援してます (2018年10月13日 15時) (レス) id: d022b05327 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:リスク | 作成日時:2018年7月29日 13時