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目を覚ますと、そこは森の中。
『あれ?私死んだんじゃ………』
記憶が曖昧。
なんで生きてるんだろう。
!!!、もしかして私を生き返らせる為だけに魔法界から追放された人がいるのかな!?
うぅ、感激。
『取り合えず、町を探す!!!』
精霊の気配が感じられない………声も聞こえない。
何時もならヒソヒソと私たちのことを伺ってる筈なのに。
やっぱり、可笑しい。
そうだ、此処は違う世界なんだ。
こんなに精霊の声が聞こえない所は初めてだ。仮に死んだ森だとしても死神とかの呪魔がいるはず。
すると血の臭いがした。
嗅いだことのない悪臭に顔を歪める。
そのまま臭いの発生源のもとへ行く。
其処には血塗れの男性をおんぶして何処かへと歩く男の人。
『待って!!!』
?「誰だ!!!」
『私が、治療する。だからその人を此処に寝かせて。』
?「嘘だったら殺すからな!!!」
先ずは怪我をした男性が息をしているか、鼓動をうっているかの確認。
鼓動は微かにしている。
杖を取り出して怪我をしている部分に向ける。
『回復魔法……【キュアー】』
切り裂かれているような跡がみるみる塞がり、出血したであろう血は元の傷口へと戻った。
この魔法はとにかく便利。
本当は外に出た血は元には戻らない筈だけど私の魔力の高いお陰で血も一滴残らず戻るらしい。
ただ、この魔法を使ったあとは凄く眠くなる。
ぐらり、ときた眠気を我慢して
『治療、できまし、たよ………』
?「!?!?なんで治療用具も無いのに……」
『魔法を、使った、のでもう、大丈夫、ですよ。』

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作者名:m | 作成日時:2020年2月16日 22時

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