プロローグ ページ1
元の世界で両親が交通事故で亡くなり、私もその数年後後を追うように同じく交通事故で世を去った。痛みはあまり感じなかった。すごい衝撃を受けて、体が吹っ飛んで...地面に叩きつけられた瞬間意識が飛んだから。
そして今の私は0歳。いまさっき前世を思い出した。恐らく思い出したきっかけは...
「...」
目の前で私だけは逃がそうと安全な場所へと押しやった手だけを残して、母親が瓦礫の下敷きになったからだ。周りは瓦礫だらけで火の海。遠くには大きな狐のようなものが見える。
...うん、これは間違いなくあれですね。九尾ですね。つまりナルトです。はい。
今日がナルトの生まれた日、今日がミナトとクシナの命日。今日が...私の最推しであるイルカ先生の両親が死んだ日。あ、なんか悲しくなってきた。狐がいなくなったところを見ると、ミナトとクシナが命を賭して九尾をナルトの中に封じこめたのだとわかる。
つい耐えきれなくなってびえびえと大声で泣く。さっきから触れていなかったが、目の前で母親が瓦礫に潰されて死んだんだ。悲しくないわけがない。
タオルのようなもので体を包まれたままビービー大声で泣いていると、いきなり体が宙に浮いた。誰か忍びの人が見つけてくれたのかと思ったが、なんか低い。大人にしては低い。
気になって目を開けてみると、目の前には顔の中心に横向きで傷が入っている我が最推しうみのイルカ...の幼少期がいた。え、天使が目の前にいる。イルカ先生はちらと瓦礫に潰された母親の、唯一無事な手を見て顔を顰めた。
「お前も今日の騒動で両親が死んじゃったんだな。...俺も一緒だ。俺はうみのイルカ、よければこれから俺と暮らさないか？」
いやまぁめっちゃ嬉しい提案だけどそれ決めていいの？火影様が色々考えるんじゃないの？とりあえずアクションを起こさず見守っていると、イルカ先生は私を抱き抱えたままどこかに向かって歩き出した。きっと火影様の所に行くんだろうなぁ...私どうなるんだろ。
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ユイカ(プロフ) - 面白くて大好きです！続きが気になったので気分が乗ったらでいいので更新してください！楽しみに待ってます！ (2020年6月8日 21時) (
レス) id: b470749ec2 (このIDを非表示/違反報告)
さち - おもしろいです。続きが気になります。よろしくお願いします。 (2019年12月19日 1時) (レス) id: 75ebda0380 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新待ってます！頑張ってください！ (2019年8月31日 23時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
死蝶 - イルカ先生大好き！更新頑張ってください！ (2019年7月23日 13時) (レス) id: 3d51fd0542 (このIDを非表示/違反報告)
ミサキ - イルカ先生推しですか？！私もです←面白いです！更新頑張ってください！ (2019年6月30日 12時) (レス) id: 698e01f38a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rio | 作成日時：2019年5月24日 3時
