【リヴァイ】「よく聞け、こいつが俺の女だ。」私、彼女にされました。【進撃の巨人】

School life（１８）リヴァイside ページ19

ー昼休みー

『そこの１年、Aはどこだ？』


男「せ、生徒会長…！
えと、Aなら…あ、ほら！
自席にいますよ…！」


『あぁ、あれか。すまないな』


いつも通りAは自席にいると思って俺は中を見渡したが、その席を囲むように３人の生徒がいたから今日は簡単に見付からなかったのだろう。
先程質問に応答してくれた男子生徒は「でわ…;;」と言ってそそくさと立ち去ってしまった。
…それにしてもなんだか周りの目が気になるな。
今日は妙に見られている気がする。
俺は１年の奴らに対して何か危害でも加えただろうか？
それともAと付き合ってる(ふりをしている)のが原因か？
…まぁいい。Aに聞けばわかるだろう。


『失礼する。A、飯行くぞ』


あ「あ、ねぇリヴァイ！
今日この３人も一緒にいい？
聞きたいことがあるんだってさ」


『…別に、構わん。』


俺に質問なんて、やっぱり何かあるんだな。
っち、面倒だが周りの目は何を意味するのか気になるしな。
…ここは仕方なく、この３人も共に飯を食うとしよう。


ー屋上ー


『で、質問ってなんだ？』


屋上に来て早々、飯を食いながら質問について問うた。
勿論口にものを入れながら話すなんて、そんな端ないマネはしていないからな。


エレ「え、えっとですね…その…
(やべぇ!!行事で前にいる姿を見るより、間近で見る姿の方が何倍もこえぇ!!
特に目!!完全にこっち睨んでねぇか!?)」


ミカ「…Aと付き合っている理由についてです。
両想いで付き合っている訳ではない、と私達１年生の間で噂になってるんです。」


ﾄﾞｯｷーーﾝ!!
ぐずぐずしていて面倒だと思った直後、隣に座っていた１年が口を開いたかと思えば真実を突かれた。
思わずAに視線を向けるが、この状況を楽しんでいるのか、目が合ったと同時に にやっ と笑った。
非常に腹が立つ。
助けろよ。


あ「ほらリヴァイ！
後輩が質問してんだよ？
ちゃんと答えてやんなきゃ(ﾆﾀｧ
この３人は大丈夫だって！
私が言うんだから、人を裏切るような人間じゃないのは間違いないよ
私は構わないから、真実教えてあげなって！」


くそっ…腹立だしい話し方をしやがって。
後でしばく。ぜってぇしばくからな。
まあ、Aは昔から観察力が優れている。
だからこいつの紹介する人間は信じることが出来る…ことが多い。


『わ、わかった。全て話す』


俺がそう言った矢先、３人が驚いた表情を見せたのは気のせい…ではないよな…？





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