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NO.side
「どういうことだよ」
色を含まない、まるで機械が発したかのような音が、BGMの流れない店内に悲しく響いた
じっと探るような目に晒されている相葉はしかし、そんな視線など気にせず閉店準備を進めた
「なぁ、相葉」
櫻井が名前を呼ぶと、ふぅっと諦めたように吐息を吐いた相葉は渋々というように手を止め、大野達に目を向けた
「……立ち話もなんですから」
そう言って手を拭い、相葉はカウンター裏から出て大人数用に設置されているソファに腰かけた
それに倣って大野、二宮は向かい合うように座ったが、櫻井、松本は油断なく目を光らせていて、座ろうとはしなかった
「…お水か何か飲まれますか？」
「質問に答えろ」
相葉の言葉を鋭く切り捨てた櫻井を困ったように見上げた相葉は、そのまま大野に視線を送った
「…もし仮に、私が吉本組の組長さんである風間さんを匿っているとします
あなた方は私を…彼を、どうしますか？」
柔らかい物腰のまま相葉は言った
それに二宮は何かを言おうとしたが、それより早く松本が僅かに口調を荒立てて言った
「敵のリーダーを匿ってんだ…
それ相応の覚悟は出来てんだよな…？」
「……へぇ」
松本の言葉に、相葉が瞳をきらりと光らせた
「"無血"を重んじる大野組が、遂にその手を血に染めますか」
面白そうに口角を上げながら言われた台詞に、大野がぴくりと眉を動かした
いつの間にか、相葉が纏う空気を鋭くさせている
「私には敵も味方もありません
誰を匿おうと、それは私の勝手でしょう？」
「ニノに近付きながら風間と接触してた
それはお前の勝手で済まされる事じゃない
場合によっては、裏社会の均衡に関わってくる」
「まだ私が、何らかの意図を持って二宮さんと接触したとお考えですか」
「ああ」
一度は認めた男だとしても、櫻井ははっきりと言い切った
目を伏せ、腕を組んで黙った相葉に、二宮は助けを乞うような視線を向けた
「なぁ、はっきりしろよ
その方がてめぇの為だぜ？」
「翔ちゃん……」
宥めるように声を出した大野には一瞥もくれず、櫻井は相葉を見下ろした
一秒にも一分にも感じる沈黙の中、二宮はずっと相葉を見つめていた
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エリン(プロフ) - 櫻宮さん» 少し難しいですね…。申し訳ありません。松岡、三宅、相葉は繋がっています。二人は警察だけど相葉は…、と言った感じです。最後にはサッパリ出来るよう頑張ります！（サッパリ出来なかったらごめんなさい） (2020年9月18日 22時) (
レス) id: c94e130b17 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - えっと。。何か松岡と三宅と相葉ちゃんが繋がってる気がするのは私の見間違い？？最後なのに絡まった糸みたいに解けない。。あー続きが楽しみすぎる！ (2020年9月17日 17時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - おぉ、、いよいよフィナーレですね。敵か味方か。破壊か再生か。楽しみです( ´艸｀) (2020年9月1日 19時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
エリン(プロフ) - 櫻宮さん» 櫻宮様、いつも閲覧下さりありがとうございます！ここから、今までの打線の回収が始まります。楽しんで頂けるよう努めますので、これからも宜しくお願い致します！ (2020年8月31日 19時) (レス) id: c94e130b17 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - とりあえずニノが打たれたわけじゃなくて良かったです(笑)相葉ちゃんと伊野尾は敵か味方か。更新楽しみ！ (2020年8月31日 19時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エリン | 作成日時：2020年6月6日 15時
