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NO.side
ふっと笑った気配で、その沈黙は破られた
「ふふ……あはははっ」
徐々に笑い声を大きくさせて、相葉は突然笑い出した
二宮と松本は少しばかり驚いたように目を見開いたが、櫻井は瞳の鋭さをより一層強めた
ただ一人…大野だけは、静かに相葉を見ていた
「大野組のNo.2も大した事ねぇのな」
未だ笑い続ける相葉はそう言って目尻の涙を指で拭ったが、その目は一ミリも笑ってはいなかった
「…なんだと？」
「簡単に信用して、何か影が見えた途端に、まるで手の平を返すようにまた疑う……
そんなぶれてたら、下の者は着いてこねぇよ」
砕けた口調になった相葉は、まるで人が変わったかのように挑戦的にニヤリと笑った
真っ直ぐ伸びていた背を倒してソファに体重を預け、細いが逞しい腕と足を嫌み無く優雅に組んだ
「風間ならウチにいるよ」
櫻井が驚くほどすんなりと、相葉は匿っている事を肯定した
「何で匿ってる？」
松本が問うと、相葉は笑って答えた
しかし、大野は気付いた
一瞬、相葉の横顔に"痛み"が走ったことにーー
「アイツが俺にとっての"意味"だったから」
「意味？」
「枷であり、使命でもあり……遺志でもある」
自嘲気味に笑う相葉に、松本も、櫻井でさえ一瞬言葉を無くした
しかし、次の瞬間には櫻井の顔には激しい怒りが浮かんでいた
「今まで俺たちに流してきた情報は全部、仕組まれた物だったのか？」
「そう思うのはお前らの自由…
俺は、俺の目的の為に動いているに過ぎない」
「その目的ってのは？」
「言う必要が無い」
櫻井の顔を一切見ずに言い切った相葉を苛立たし気に睨んでいたが、やがて前髪を無造作に掻き上げた櫻井は踵を返した
「今後一切、俺達に関わるな」
そう吐き捨てると、櫻井は振り向きもせずに去っていった
松本もそれに続いて出ていくと、店内は異様な静けさに覆われた
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エリン(プロフ) - 櫻宮さん» 少し難しいですね…。申し訳ありません。松岡、三宅、相葉は繋がっています。二人は警察だけど相葉は…、と言った感じです。最後にはサッパリ出来るよう頑張ります！（サッパリ出来なかったらごめんなさい） (2020年9月18日 22時) (
レス) id: c94e130b17 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - えっと。。何か松岡と三宅と相葉ちゃんが繋がってる気がするのは私の見間違い？？最後なのに絡まった糸みたいに解けない。。あー続きが楽しみすぎる！ (2020年9月17日 17時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - おぉ、、いよいよフィナーレですね。敵か味方か。破壊か再生か。楽しみです( ´艸｀) (2020年9月1日 19時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
エリン(プロフ) - 櫻宮さん» 櫻宮様、いつも閲覧下さりありがとうございます！ここから、今までの打線の回収が始まります。楽しんで頂けるよう努めますので、これからも宜しくお願い致します！ (2020年8月31日 19時) (レス) id: c94e130b17 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - とりあえずニノが打たれたわけじゃなくて良かったです(笑)相葉ちゃんと伊野尾は敵か味方か。更新楽しみ！ (2020年8月31日 19時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エリン | 作成日時：2020年6月6日 15時
