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「あれっ？そういえばジュンくんとアルバイト中のValkyrieはともかく、あのふたりは？」
「そろそろ来るはずなんですが……あ、来ましたね」
あのふたりとはどのふたりだ。
何の話か全くもってわからないといった様子のAに、茨は扉の方を指し示す。と、何やら賑やかな声がふたつ。
「あれ？もうみんな集まってる！」
「アニキってば、俺言ったよね？もうちょっと早めに出ようって！」
『！』
姿を現した声の主達を見て、Aは思わず声をあげそうになった。だってそこには同じ顔がふたつ。
「すみません副所長〜！って誰ですかこの綺麗な人？！」
「こらこらゆうたくん、指さしちゃ駄目だよ。でも本当に誰です？モデルさん？」
唖然とするAに対し、ふたりはその顔を見るなり興味津々といった感じでマシンガンの如く話しかける。
その様子にAは遅れて理解する。
『ふたご……？』
「えっ？あ、そうそう。双子なんですよ俺たち！……待ってアニキ、このモデルさん日本人？」
「そもそもモデルじゃありませんよ」
ふたりの間に割って入りながらも茨はわざとらしくため息をつきながら、言う。
「お二人も噂ぐらい聞いたことがあるでしょう？この方は星見の後継者こと星見プロデューサーであられます！」
『あっはい、それです！父には遠く及びませんけど、みなさんのお仕事のお手伝いを全力でさせていただきます！』
「おお〜」と拍手を送るふたりにぺこりと頭を下げる。
「あっ俺達も自己紹介しなきゃ！俺は2winkの葵ひなたで、」
「俺は葵ゆうたっていいます！多分同じ歳ですよね？これからよろしくお願いしまーす！」
くるくるAの周りを回ってポージングを取る二人に、今度はAが拍手を送る番だった。
一方で茨は「この二人、相手がプロデューサーだと知った瞬間露骨に媚び始めたな……」とか思っていたが、例の如くチョロいAは当然気づかない。
「さて、自己紹介はこのぐらいにして……星見さん、コズプロの案内をさせていただいても？」
『もちろんです！』
こちらに一礼してから離れていく彼女の後ろ姿に、誰に内緒にするわけでもなくひなたとゆうたは耳打ちし合う。
「綺麗な人だったね、ゆうたくん」
「綺麗な上にお嬢様なんだね、アニキ」
そう、実際はお金がなく友達と遊ぶ暇もないほどに毎日バイトを入れまくっているAだが、世間の“星見の後継者”のイメージは社長令嬢、要するにお嬢様だった。
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紅鮭@くじら(プロフ) - 甘風さん» 星見のキャラを気に入っていただけてすっごく嬉しいです〜！ありがとうございます(..›ᴗ‹..) 更新がんばります！！ (2022年12月9日 16時) (
レス) id: f1236c4d6f (このIDを非表示/違反報告)
紅鮭@くじら(プロフ) - みるタピさん» コメントありがとうございます！そろそろ更新速度戻す予定なのでこれからもよろしくお願いします！(⑉• •⑉) (2022年12月9日 16時) (レス) id: f1236c4d6f (このIDを非表示/違反報告)
甘風 - とっても面白くて好きです！更新頑張ってください！星見ちゃんのキャラが良い...！ (2022年12月5日 23時) (レス) @page33 id: e3065dc72d (このIDを非表示/違反報告)
みるタピ(プロフ) - とても楽しんで読ませていただいています！テスト大変だと思いますが頑張ってください！ (2022年12月5日 18時) (レス) @page33 id: c5e7b71543 (このIDを非表示/違反報告)
紅鮭@くじら(プロフ) - 立花さん» 立花さん、コメントありがとうございます！！正直ギャグには全然自信がないのでそう言っていただけて嬉しいです！笑 更新がんばりますね〜！！ (2022年9月30日 21時) (レス) id: f1236c4d6f (このIDを非表示/違反報告)
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