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Episode 07 ページ7











神社の時や、さっきのキスとは比べ物にならないくらい酷く乱暴なキスをされる。




『あッ、まいき、やめ…ん"』





やっと離れたかと思えば、ズボンを脱がせようとしていた。







『なッ…!マイキー!』


「なに」



ベルトを外そうとする手を止め、視線だけをこっちにやった。








『おかしいだろ、こんなん…友達じゃねぇのかよ、俺ら』





ぎょっとした顔で「A?」と名前を呼んだ。



『クソ、思ってねぇなら抱けばいいだろ!!バカくそマイキー…』








「友達っつーかさぁ、なんつーか…」


焦った様子で弁解を始めた。
いつものマイキーだ。








「まあ、そこら辺は難しいんだけどさ。これは据え膳だから食べるね」


『はっ!?』



ズボンを勢いよく下ろし、にっこりと笑った。









「ちゃんと反応してんじゃん。嬉しい」



『待て待て待て待て』




近くにあったタオルを持ち、マイキーから離れる。







「なに?今回は逃がさないよ」


『風呂…入ってくる』


「えぇ、別に俺は『男同士は洗わねぇと出来ねぇんだよバカ』


「…そっか」



子犬のようにしょんぼりとした顔のマイキーの顔は、腹が立って仕方がねぇ。
















多分アイツは絶対引かねぇから、俺が覚悟を決めるしかない。クソ、俺も何かとアイツに甘い。



『っ、はぁ…っ!』



頑張って洗い、自分の指で解す。






男は後ろを使うと前とは違う快感を得られるとか、後ろはめっちゃ気持ちいとか聞いたことがあって前に試したことがある。



でも感じるのは異物感だけで期待していた感覚はいつになってもこなかった。




俺にこっちの才能はない。






きっと、マイキーは俺の反応を見てぇだけだ。
俺の反応が面白くなけりゃどうせ飽きんだろ。




今回だけ、頑張れば…

















クローゼットにある箱からゴムを取り出し、マイキーに投げつける。




ベッドに座りタオルを机の上に置き、ローションを手に取る。






「俺がやりたい」


『うるせぇ』



マイキーの頭にゲンコツを落とし、背を向けて解す。








『は、っあ…ふ、』



気持ち悪ぃ、




「待って。おれがやる」






気づけばマイキーは俺の前に手を回していて、ローションまみれの手をぶっ込んできた。






「気持ちよくしてあげるね」





楽しそうなマイキーの言葉は、俺をゾクゾクと震わせた。







これが期待でなのか恐怖でなのかはよく分からない。

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Ren(プロフ) - すごい好きです! (9月24日 14時) (レス) id: 22eb9a9e70 (このIDを非表示/違反報告)
にぃと。(プロフ) - すごい好みすぎます💓💞 (2022年2月16日 0時) (レス) @page13 id: 42c5d13224 (このIDを非表示/違反報告)
ねんねこ - 三ツ谷もか!楽しみすぎる・・・ (2021年11月12日 0時) (レス) @page11 id: 90373cb5b9 (このIDを非表示/違反報告)
匣鉢譌(プロフ) - 凄く好きなお話で更新楽しみにしてます!! (2021年11月11日 21時) (レス) @page11 id: 61c4da0765 (このIDを非表示/違反報告)
- サイコーです(^p^) (2021年10月31日 1時) (レス) @page9 id: 9b8cde3c95 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:傘と雨 | 作成日時:2021年10月17日 20時

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