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No.11 マネージャーになる ページ13

リ「本当!?」

相田先輩は私の手を両手で掴み、パァーっと、バックに花でも咲かせそうな、良い笑顔になった

私はそんな先輩に何も言えず、ただ首を縦に振ることしかできなかった

後ろに誰かいるような気配がするが、後ろを振り向く前に、頭に手を置かれる

柏「A…よく、頑張ったね…」

後ろなのでよく見えなかったけど、柏は多分涙ぐんでるんだと思う

鼻を啜る音が聞こえるし、声が震えていたけど、嬉しそうだったから


私は恥ずかしくなって、顔を下げてしまった

そして目線を下げて、気づいた

貴「あ、相田先輩…その…手…」

相田先輩が、まだ私の手を握っていたことに

リ「え、あ…ご、ごめんねっ(汗」

貴「い、いえ…」

相田先輩は両手を離してくれた

リ「…さっき『相田先輩』って言った…?」

貴「は、はい…」

あれ?
相田先輩呼びダメだったのかな…

他のみんなも、カントク呼びしてたし…

貴「す、すみまっ」

リ「私のことは、リコって呼んでよ!」

…謝っている途中だったのに、遮られた…

って、そうじゃなくてっ

貴「…リ、リコ先輩…?」

リ「呼び捨てで良いよ(ニコッ」

貴「で、でも…年上には、敬称を付けないと、って…柏が…」

後ろにいるはずの柏を見る

柏「ん?先輩が良いって言うなら、良いんじゃないかな?(ニコッ」

リ「柏ちゃんも、リコって呼んで良いからね(ニコッ」

柏「ありがとうござ…ありがとう(ニコッ」

うわー…
なんて爽やかなんだ、2人とも

ってこれ…私も呼ばないとダメなパターンじゃない?

ほら、2人ともこっちを見てるし…

貴「…リコ、ちゃん」

…なんか、恥ずかしい…///

リ「Aちゃんっ!」

ビクッ

もう…びっくりするから、大きな声ださないでよ…

リ「よろしくねっ!(ニコッ」

貴「よ、よろしく…」

相…リコちゃんの笑顔は、私を安心させる、暖かい笑顔だった


…でも、同時に不安になる

私は、この人と一緒にいて良いのだろうか…

私のせいで、彼女の笑顔が曇ってしまったらどうしよう…

No.12 部員と顔合わせ→←No.10 伊月先輩と会う


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設定タグ:黒バス , 夢小説 , 恋愛   
作品ジャンル:アニメ
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きりあ@(プロフ) - さぁ…(笑 みんなを部活に専念させたいからじゃない?(笑 (2013年7月10日 23時) (携帯から) (レス) id: 30c8b00a4f (このIDを非表示/違反報告)
李麻(プロフ) - なんで中学はマネージャーが居ないんだろねw (2013年7月8日 20時) (レス) id: 2f179b7fd2 (このIDを非表示/違反報告)
黒竜(プロフ) - そういやうちの学校にマネージャーがいない(笑) (2013年7月8日 19時) (レス) id: 454f9cdbf2 (このIDを非表示/違反報告)
李麻(プロフ) - きりあ@さん» (^O^)きりあたんのショートカットかっこいいZE☆ (2013年7月1日 19時) (レス) id: 2f179b7fd2 (このIDを非表示/違反報告)
きりあ@(プロフ) - 李麻さん» あたしも好きよピュア峰^^* (2013年7月1日 7時) (携帯から) (レス) id: 30c8b00a4f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きりあ | 作成日時:2013年5月23日 22時

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