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「ハイこれ、任務内容と標的の情報。一応口で説明するけど詳しく知りたいんだったら見てね。顔写真とかもついてるから」

「あぁ、助かる」

「えっとー、last will。

……標的の名はジョン・ファーム。年齢は48、妻と子供は2年前に交通事故で亡くなっている。」

「…事故」

またアレを思い出しているのか、顔が歪んでいる。だがいつものことなので続けて話す。

「真面目な政治家だが、裏ではパッチィーヤという組織のクスリの取引に手を貸している。」

パサッ
ページをめくるが、もう何も書いていなかったので、改めてリゾットの方を見る

「任務内容は紙に書いてあるから。」

「…あぁ。」

「…ホントリゾットってあぁ。しか返事しないわよね!他にも無いの!?うん。とか!似合わないけど!」

「似合わんなら最初から言うな。返事はそれぞれなのだから別に良いだろう。」

「何でそんなに堅っ苦しいのよ!天然鈍感なくせに!好き!」

「オレの目が、だろう。というかAのノリが軽すぎるんだ。あとオレは天然でも鈍感でもない。」

たしかに目も好きだけど会うたびに目以外にも好きになったんだよ…!

(リゾットが)好きっつってんじゃん…!



果たしてこの気持ちはいつ伝わるのか…。

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作者名:ですしお寿司 | 作成日時:2019年2月26日 23時

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